第90話 ページ45
貴方side
秋瀬は言う「引いてなきゃ生きていけないのがおかしかったんだよ」と
確かにそうなのかもしれないが
馬鹿な俺は偉くなって、それであそこを変えようと思っていたんだ
もっと仲間を信用し合えるような、そんな軍に作り替えたかったんだ
そう思っていながら、自分が歩み寄ることをしなかったのだから、馬鹿としか言いようがない
昔のことを思い出して、苦笑する
そして思う
歩み寄ることをしなければいつまで経っても信頼は得られなさそうだ、と
貴:相談、してみるか。
秋:いーじゃんw任せる〜w
貴:クビになったら、一緒にギルドに駆け込むか？
秋:いーねーwそこで功績あげて見返してやるってのも面白いかもよ？？
貴:そうだな、それも良さそうだ。
クスクスと笑う秋瀬につられて笑えば、秋瀬はとんとん、と背中を叩いて自分のベッドに戻っていった
それから30分ほど経って、医務室のドアか優しくノックされた。この気配は教授様だろう
「はい」と返事をすると、ドアの向こう側から教授様とトン吉を肩に乗せた隊長が出てきた
噂をすればなんとやら、というやつなのだろうか
トン吉が突然隊長の肩から飛び降りて、ダッシュで俺のベッドに登ってきた
そしてぶーぶー！と文句を言うように鳴いてくる。なんなのだ
貴:暫く離れていただけだろう？？
「ぶーー！！ぶひっ！！
秋:なに？迎えに来なかったから怒ってんのww？
「ぶひっ！！
ふんす！と怒るトン吉。どうやら秋瀬の言った通りらしい、、、懐かれたものだ
無言でよしよしと撫でていれば満足したように眠り始めるのだから、俺はこいつのベットかなにかか？
ひ:本当懐かれてるよねw
エ:私の膝の上でも寝てほしい、、、。
貴:日常的にのっけてたら勝手に乗ってくるようになりますよ、教授様。
エ:え！？いいな！！
秋:癒しになりますよ〜wあ、そうそう、教授様のこの図鑑、すごく面白いですよ！
エ:どこまで読みました？？
そう言って教授は秋瀬と俺のベットの真ん中に椅子を持ってくるが隊長はさっさと出て行こうとする
慌てて声をかけようと思ったが、どう声をかけていいのか咄嗟に思いつかず
声をより先に手が出てしまった
隊長の手首の袖を掴んで、引き止める。隊長が驚いたようにこちらを見た
ひ:なに？
貴:、、、あの、お話、というか相談事が、、ありまして。お時間大丈夫ですか？
俺の言葉に隊長はしばし考えた後
ひ:大丈夫、いいよ。
と、笑って答えた
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ゆな - 更新ガンバレェ！！一番右の星をぽっちとしました←言う必要あったのかなぁ？まぁいいや では応援してます！ (2020年3月23日 14時) (
レス) id: df7125e07b (このIDを非表示/違反報告)
全員嫁 - 新しいのが投稿されていて凄く嬉しいです！！！これからも頑張ってください！無理はしないようにして下さいね！ (2020年3月16日 6時) (レス) id: a8834356f6 (このIDを非表示/違反報告)
４７ - 16話で「ナビゲートは大丈夫がやる。」になっていますよ〜｡ (2020年2月23日 20時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
樂-Raku-(プロフ) - 泣きました､､､これからも頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2020年2月7日 18時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
梅酒緑茶(プロフ) - 続編おめでとござます！！大好きですううう (2020年2月6日 17時) (レス) id: e7f71a0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年2月4日 21時
