第64話 ページ19
貴方side
研究所からはささっとでれた
抜け道ならいくらでも知っているからな
解毒剤を持って帰ってコンピューター室に再び集まった頃にはもう空が白んで来ていた
グ:二人もよくやった。今日一日は休暇をやる。報告書は提出してくれよ？
貴:わかりました。
秋:それでは我々は失礼します。
部屋を出て自室に戻る前にトン吉を迎えに行って回収した。すごい泣いていた
不満げにぶーぶー泣き喚くトン吉を撫でながら自室についてシャワーを浴びて
上がってくると部屋に秋瀬がいた
全く気がつかなかったのがなんだか尺だ
貴:気配を消してくるな。
秋:あれw？気づかなかったww？
貴:うるさい。俺は寝るぞ？話があるなら聞くが、、、。
俺の言葉に苦笑する秋瀬。どうやらこれといって話があるわけではないらしい
貴:シャワーは。
秋:浴びてきた。
貴:では寝ろ。
秋:っ！？
ポーイとベットに放り込んでトン吉を真ん中に挟んで背を向けて寝る
秋:あのー？？？
貴:寝ろ。俺はどこにも行かないし、今と昔では置かれている状況が違うだろう。
秋:そうだなぁ、、、。
貴:、、、
秋:うん。やっぱ、あの姿みんのは辛いなぁって。名前もかわんねぇのかなぁ。
貴:変わらないだろうな。
あのAIの名前は【アリス】かつて実在した少女が元になっている
元となったオリジナルはとても良い子だった。病弱で、齢9才で死んだ
あの研究所のオーナーである男の娘
貴:オーナー、生きてると思うか。
秋:生きてる。ってか、クローンだろうけど。あそこがあるって、そういうことだろ。
貴:そうだな。、、、どうする。
秋:潰す。有給取って、、、三日で足りっかな？
貴:余裕だろう、俺もついていく。
秋:マジ？じゃお願い。
あそこは潰す。そのために今回すこし所々に小細工をしておいたからな
しばらくしたら寝起きが後ろから聞こえてきた。二人で寝るのにも慣れてしまったものだ
こんなに穏やかに寝れること自体が、幸せなことなのだろうと、今では思える
瞼を下ろせば心地の良い闇のカーテンが降りる
意識は微睡落ちに落ちて
静かに昔の記憶をなぞり始める
自身を見上げる小さな姿に
可愛らしい声
『お兄ちゃんお願い、パパを止めて』
『ありすは、、ありすは今のパパは嫌いなの』
『お兄ちゃん達にしか、お願いできないの』
『お願いお兄ちゃん』
『ありすのパパを助けてあげて』
あの約束は
まだ時効ではないだろうか
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ゆな - 更新ガンバレェ！！一番右の星をぽっちとしました←言う必要あったのかなぁ？まぁいいや では応援してます！ (2020年3月23日 14時) (
レス) id: df7125e07b (このIDを非表示/違反報告)
全員嫁 - 新しいのが投稿されていて凄く嬉しいです！！！これからも頑張ってください！無理はしないようにして下さいね！ (2020年3月16日 6時) (レス) id: a8834356f6 (このIDを非表示/違反報告)
４７ - 16話で「ナビゲートは大丈夫がやる。」になっていますよ〜｡ (2020年2月23日 20時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
樂-Raku-(プロフ) - 泣きました､､､これからも頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2020年2月7日 18時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
梅酒緑茶(プロフ) - 続編おめでとござます！！大好きですううう (2020年2月6日 17時) (レス) id: e7f71a0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年2月4日 21時
