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貴方side
少し時間を飛ばして一週間後
しれっとO国からパーティーの招待状がやってきて、軍内の空気は少し重い
あちらの考えとしては、バレていないと思っているに一票いれよう
こちらからは何もアクションを起こしていないから、そう思うのが妥当なはずだ
やってきた医務室で、林檎の皮を剥きながらそんなことを考えていた
ロ:いつもありがとうな、A。
貴:いえ、構いません。これといって苦ではありませんし、私が勝手に来ているのですから。
ひ:その勝手がすごく助かってるから、こっちとしては頭が下がるんだよね。ありがと、A。
貴:、、、私は、トントン書記長様が気になるだけですので。
実はあの日から、トントン書記長は目を覚ましてくれない
俺の行動で間違っている事はないと言われたが、本当なのかどうかも怪しいところだ
この人に死なれたら困る
現に書記長が目を覚まさないまま一週間が経って、わかりやくす軍の効率が落ちた
我々はこの軍の書類を扱う事は許されていない。まぁ当たり前だが
だからこうして
けが人の護衛をしてやる事しか出来ない
部下達にも、出来る限り我々軍の兵のバックアップをしてやれと命令してある
ひ:きっと、すぐ起きるから。だからAのせいじゃないよ。
ロ:せやで、Aのせいやない。そもそも捕まったんがあかんかったんやし。
貴:お気遣いありがとうございます。小官は大丈夫ですよ。
早く起きてくださらないものだろうか。眠っている書記長様を見つめる総統様のあの表情は
あまり、好きじゃないのだ
剥き終わった林檎をひとらんらんさんに手渡して、すっと立ち上がった
ひ:どうしたの？
貴:そろそろ部下を見てこようかと。これでも隊長ですので。
ロ:部下さん達にもお礼言っといてな、うちの部隊のやつも助かったって言っとったから！
貴:はい。それなりに言わせていただきます。あまり言うと、調子に乗ります故。
俺がにっこり笑えば、お二人は優しく微笑んで返してくる
一礼してから医務室を出て、歩き出そうと来たところで、エーミールさんに声をかけられた
エ:Aさん！！
貴:はい、どうしましたか？教授殿。
エ:君に、お客さんが来とるんやけど、、、ナーシャって名前の人、わかる？
貴:、、、えぇ、存じております。我が軍の暗殺部隊の者ですね。
あいつ、何しに来たんだ？
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＿ - 悪役じゃなくてただのいい人な件 (2023年4月14日 22時) (
レス) @page21 id: 1906228508 (このIDを非表示/違反報告)
黒野風雅(プロフ) - 悪役になりきれてない感めっちゃ好き (2022年7月29日 19時) (レス) @page16 id: bcd98c1a41 (このIDを非表示/違反報告)
（名前） - 愛想笑いしか言ってない……信用しないんだねぇw (2020年4月13日 22時) (レス) id: ca685f05f7 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - とても面白かったです！これからも頑張って下さい！！(軍内と聞いてgoodnightを思い出して笑ってしまった…) (2019年3月16日 17時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 俺はTwitterできないので、今までの作品は全部読めませんでしたがほとんどは読めたのでよかったです。これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年3月16日 8時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年2月25日 11時
