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貴方side
敵の装備を奪っている途中、解毒剤を見つけた
何故ここまで持ってきたんだこいつは？まさか本気で死んでるとでも？アホなのか？？
まぁいい
解毒剤が見つかったのは良いことだ。幸いこの解毒剤は見たことがある
高熱を出す毒に対する解毒剤だ
実際打たれた事があるから覚えている
小屋に戻って解毒剤をトントン書記長に打った。これで大丈夫な筈だ
では、少し調べに行こう
敵は我々を追いかけ降りてきた、降りれるなら、上がれる筈だ
小屋からでて湖まで戻り地面を見れば、敵兵の足跡が綺麗に雪に残っていた
足跡ぐらい消してこいよゴミどもが、、、
と、思いはしたが俺の部下じゃないし、今となっては全員冷たい湖の底だ
精々あの世で地獄の神の御前で自分達のミスを悔いる事だな
足跡を辿れば、登れそうな斜面を見つけた
トントン書記長の容態が安定したら、彼を背負って登ろう
登り切って、クリアリングを済ませたあとでラルクを呼ぼう
あの子なら来てくれる筈だ
場所を忘れなように俺にだけわかるように木に目印を掘ってきた道を帰る
まぁ道というか、木の上を進んでいるのだがな
ここが森でよかった、木と木を飛び縫って行けば足跡をつけずに済む
え？敵兵？？
あいつらは本当にバカだったのだろう
小屋まで帰ってきて、ドアを静かに開けて、起こさないようにそっと書記長の様子を見る
冷たい手で額に触れれば、明らかに熱が下がってきているのがわかった
薬って偉大だな！
安堵しながら、もう暫く待とうとまたドアの前に座り込み、遠目から書記長様を見ていた
30分ほど経った頃、もう一度額に触れて見れば、かなり熱が引いていたので、動くことにする
彼を背負って、小屋を出る
ここで一つ言わせてほしい。トントン書記長様の方が背が高いので、咄嗟に動けそうにない
背負いあげることはできるのだが、咄嗟に動こうとすれば落としそうなのだ
怖い怖い
貴:落としたら処刑ものだな。
はは、と乾いた笑い声を上げてから、よいしょと背負い直して進む
雪の上はやはり歩きにくい
さっさと登ろう、と斜面までやってきた所でいきなり敵兵に出会ったのでナイフを投げて排除
もう一人でてきたのでそいつは鳩尾に全力で蹴りを入れて黙らせた
ロボロさんは大丈夫だろうか
ハンドガンを渡しておいたし、ラルクもいるから大丈夫な筈だが、、、
少し、心配だな
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＿ - 悪役じゃなくてただのいい人な件 (2023年4月14日 22時) (
レス) @page21 id: 1906228508 (このIDを非表示/違反報告)
黒野風雅(プロフ) - 悪役になりきれてない感めっちゃ好き (2022年7月29日 19時) (レス) @page16 id: bcd98c1a41 (このIDを非表示/違反報告)
（名前） - 愛想笑いしか言ってない……信用しないんだねぇw (2020年4月13日 22時) (レス) id: ca685f05f7 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - とても面白かったです！これからも頑張って下さい！！(軍内と聞いてgoodnightを思い出して笑ってしまった…) (2019年3月16日 17時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 俺はTwitterできないので、今までの作品は全部読めませんでしたがほとんどは読めたのでよかったです。これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年3月16日 8時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年2月25日 11時
