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貴方side
穴から素早く飛び降りた
音もなく目の前に現れた俺に驚き固まるアホ二人の首を切り裂き黙らせる
音がならないように床に寝かして、さぁ次はロボロ殿を囲んでいるアホ五人だ
こちらにちっとも気づきかない。こいつら本当に軍人なのだろうか
いや、きっと軍人のふりをした傭兵か何かなのだらう、そうでないと
貴:恥知らずにも程がある。
ばっ！と振り返った頃にはもう遅い、一番近くにいた男の首を抜刀と共に切り飛ばし
そのままその隣にいた男の心臓を突き穿つ、左から切りかかってきた敵の腕を掴んで
突っ込んで来ていた敵に向かってぶん投げ、投げた敵が持っていた剣を抜き取り
最後の一人は殺さないように手加減をしながら柄の部分で頭をぶん殴った
気絶したのを確認してから、辺りに爆発物が仕掛けられていないかを調べる
案の定爆弾がいくつか仕掛けられていたので解除してからロボロさんに声をかけた
貴:ロボロさん、意識はありますか。
ロ:A！っトントンが連れていかれたんや！！
貴:落ち着いてください、それはいつですか。
ロ:10分くらい前や。
貴:わかりました。取り敢えず上に行きましょう。足も手当しなければ。
ロボロさんの左足は折れていた、捕虜が逃げないように足を折るのは良くある事だ
一階に戻り、ちゃんとした場所で骨を元の位置に戻して、固定する
貴:痛むでしょうが、堪えてください。、、、これをお持ちください。
ロ:これ、君のハンドガンやろ？ええん？
貴:大丈夫です。私には剣があります故、心配はご無用です。
ぴーっ、と指笛を鳴らせばかけてくるラルクにロボロさんを任せる
貴:ラルク、お前ならロボロさんを守れるだろう。いざとなったら蹴散らせ、わかったな？
俺の言葉に、小さく嘶いて返事をしたラルクの毛を撫でて、ロボロさんに言う
貴:ロボロさん、この子は賢い。この子が警戒する様子を見せたら、この子に捕まって逃げてください。
ロ:わかった。トントンの事、お願いな。
貴:はい。あぁ、そうだ、これをどうぞ、少し、大きいかもしれませんが、、、。
持ってきた非常用の装備セットから防水の上着を出して肩にかけた
やはり少し大きく感じるが、こればかりは仕方ないな、と思いながらその場を走って離れた
敵の話によると、彼は崖の側にいるはずだ。落とすぞ、と脅していたからな
本当に突き落とされていなければいいのだが
こればかりは祈るしかないな
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＿ - 悪役じゃなくてただのいい人な件 (2023年4月14日 22時) (
レス) @page21 id: 1906228508 (このIDを非表示/違反報告)
黒野風雅(プロフ) - 悪役になりきれてない感めっちゃ好き (2022年7月29日 19時) (レス) @page16 id: bcd98c1a41 (このIDを非表示/違反報告)
（名前） - 愛想笑いしか言ってない……信用しないんだねぇw (2020年4月13日 22時) (レス) id: ca685f05f7 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - とても面白かったです！これからも頑張って下さい！！(軍内と聞いてgoodnightを思い出して笑ってしまった…) (2019年3月16日 17時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 俺はTwitterできないので、今までの作品は全部読めませんでしたがほとんどは読めたのでよかったです。これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年3月16日 8時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年2月25日 11時
