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貴方side
出る前に丁度よく副隊長に出会った
ラルクを連れている俺を見て、副隊長は頭を傾げているが、そんなことはどうでもいい
貴:副隊長！今すぐこれを総統様に、総統様がダメなら、だれか幹部に渡せ！！
「え、これは？
貴:わかったなら返事をしろ！！
「は、はい！！
マフラーを押し付けて、ラルクに非常用の装備を乗っけて、俺も乗る
貴:任せたぞ。
「はい！！！
貴:良い返事だ。
門から出て、向かうは古城。ラルクに少し無理をさせてしまうことになるが、森の中を抜ける事にする
貴:すまないラルク、無理をさせる。
そう声をかければ、ラルクは軽く鳴いて返してきた、どうやら大丈夫らしい
貴:流石俺の相棒だw頼んだぞ！！
とん、と足で少し合図を送れば、加速していくラルク。たまにしか乗ってやれなかったのに
いい子だ、よければこの子ももらって欲しいものだ、共死にはさせたくない
ーーー古城ーーー
たどり着いた古城はどこか陰鬱な空気が流れているように感じる
今日は天気がいい、それに加えて地面の銀が光を跳ね返している
それなのに、とても暗く感じる
静かに腰に差した剣の柄に手を置いて、ラルクを自由にさせる
指笛を鳴らせば来る賢い子だから、好きにさせていても問題はない
ボロボロに崩れた壁から中に入れば、真新しい足跡をいくつか見つけた
足跡は地下に続いている
気配と足跡、その為全てを消して地下室へと降りていく
地下室前の扉まで来た所で、中から怒鳴り声が聞こえてきた
「早く情報を吐け！！
「貴様の仲間を崖から落とされたいのか！！
ロ:なんも言うことないわ！！誰がいうか！！
おっと、どうやらロボロさんも一緒に捕まっていたらしい
だが先程の言葉はどういう意味だ？トントン書記長は外にいるのか？
取り敢えずロボロさんを先に助けて話を聞き、トントン書記長を探すか
ドアには当たり前だが鍵がかかっている。ここは上から行くとしよう
一回に戻って、地下室の上の部屋までやってきた。床には案の定穴が空いている
まぁここまでボロボロなら、どこかしら穴が空いていて当たり前だな
穴から下を覗けば、壁際にいるロボロさんとそれを囲んでたっている五人の敵兵が見えた
あとはドアの前に二人いるのがギリギリ見えた。よし、ドアの前の床を落とすか
ドア前の上まで来て床のパネルをどかせば、運良く下がよく見えた
つまりは壊す前から穴が空いていたという事だ
これは楽で良いなw
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＿ - 悪役じゃなくてただのいい人な件 (2023年4月14日 22時) (
レス) @page21 id: 1906228508 (このIDを非表示/違反報告)
黒野風雅(プロフ) - 悪役になりきれてない感めっちゃ好き (2022年7月29日 19時) (レス) @page16 id: bcd98c1a41 (このIDを非表示/違反報告)
（名前） - 愛想笑いしか言ってない……信用しないんだねぇw (2020年4月13日 22時) (レス) id: ca685f05f7 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - とても面白かったです！これからも頑張って下さい！！(軍内と聞いてgoodnightを思い出して笑ってしまった…) (2019年3月16日 17時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 俺はTwitterできないので、今までの作品は全部読めませんでしたがほとんどは読めたのでよかったです。これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年3月16日 8時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年2月25日 11時
