禁【26】 ページ27
暗い
まだ沈む
冷たくはない
暑くもない
嗚呼、こんな力要らなかった
もし、
もし、同じ立場であったら
恋愛、していたのだろうか
幸せになって欲しい、と願う反面
欲が出る
無理なのに
私は貴方の隣には居れない。
現実はつらい。
起きたくない
夢で夢の中でなら私の好きな夢を見れるでしょう?
都合の善い夢を
見させて_______________
「…ろ」
だれ
「あ……ら!」
ねぇだれ
うっすらと目を開けた
「……ろ」
「?」
「離れろ近いんだよこのチビ!!!!!」
バシィン!
思いっきり殴った。
「ってぇな!この糞女!」
「なんでアンタがいんのよ…太宰さんは!?」
太「やぁ、仲がいいね、君達」
ニッコリ笑う太宰さんがそこにいた。
「え、なんです?この状況」
太「それがねぇ、中也が面白いことをしてくれるから起こさせた」
にんまりと笑う太宰さんはどこか楽しそう
太「あ、それと中也。一つ訂正、今の私は美女と心中が夢なので君に蹴り殺されても毛ほども嬉しくない
悪いね」
中「あ、そう……じゃあ今度自 殺志望の美女探しといてやるよ」
イマイチ話が掴めない
太「中也……君は実は良い人だったのかい?」
中「早く死ねって意味だよバカヤロウ
云っておくがな太宰
これで終わると思うなよ
二度目はねぇぞ」
「…ちょっとかっこいい」
中・太「「は?/え?」」
「え、あ、ごめん、なさい。」
思わず言ってしまったことに恥ずかしくなり顔に熱が集まる
中「…じゃあな」
チラ、と私の方を見る
「…」
フイと逸らしてしまった。
太「違う違う なんかわすれてない?」
するとアイツがすごい嫌そうな顔をする
ワナワナ
震えてるよ。彼、
すると、クルッと後ろを向き
足を
「え」
内股にし
そのまんまクルッと振り返り
中「二度目はなくってよ!」
裏声、お嬢さま口調
太「なくってよ…」
「ぶはっ」
中「A笑うんじゃねえ!!!太宰!そこは笑うところだ!!!!」
「矛盾してる」
中「うるせえ!!!!!!」
ねえ気づいた?
貴方今、名前で呼んだんだよ。
ドキ、とした私はやっぱり高鳴る胸にも罪悪感を感じていた
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Y子(プロフ) - 一人静さん» ありがとうございます…!!!リンクはりました!よろしかったら見てください!! (2017年2月21日 23時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
Y子(プロフ) - 天さんさん» ありがとうございます!続編出来ました!よろしかったらお願いします(^-^)! (2017年2月21日 23時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
一人静 - 面白いデス早く続きヲ… (2017年2月21日 22時) (レス) id: 8e4210a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 中也がぁあああああ!((すっごく面白いです!!続編でも頑張ってください!応援してます!! (2017年2月21日 21時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
Y子(プロフ) - 和乃さん» そんな…!!有難いお言葉!!ありがとうございます。 (2017年2月21日 21時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Y子 | 作成日時:2017年2月16日 13時