禁 恋 【文スト】

禁【２３】 ページ24

会うことは無いはずがなかった。



元マフィアで探偵社の私

現マフィアの幹部のキミ


声がきこえただけで心臓がうるさい


太「最悪 うわっ最悪」

中「嬉しい反応してくれるじゃないか 嬉しくて縊り殺したくなる」

ポキポキ

指を鳴らしながら階段を降りる中原中也


中「あ？もう1人捕まってると聞いていたんだが」

っ、私のことだ

太「嗚呼、私が逃がした」

中「あぁ！？」

太「ところで前から疑問だったのだけれどその恥ずかしい帽子はどこで買うの？」

…似合うと思うんだけど私的には

中「ｹｯ 言ってろよ放浪者いい年こいてまだ自 殺がどうとか云ってんだろどうせ」

太「うん。」

キョトンとして答える太宰さん

中「否定する気配くらい見せろよ……」


相変わらず仲がいいのか悪いのか


しばらくここで様子を見よう。


私がいるのは太宰さんが繋がれている柱のような処の真上だ。


さて、如何したものか。


動けない、太宰さんには中原中也が







「終わるまで寝てよ」



うつ伏せになり、ウトウトしてきたので目を閉じた

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