禁 恋 【文スト】

禁【２１】 ページ22

「あーあー太宰の莫迦〜〜」


ｸﾞｲｯ


「わ！？え、なに！？」


突然引っ張られた方を見ると小さな着物をきた女の子がいた


「？どうした…え。」


「見つけた。」


「っ」









暗い暗い深海に落ちていくようだ









ｼﾞｬﾗ







「っ！？ここ、ポートマフィアか…！」




「そうだ」





「…芥川」



芥「久しいな相原。」



腕を組み足を交差させ偉そうに座る芥川



「今更捕縛命令でも出た？」


芥「貴様と太宰さんにな」


「太宰さんも、か」


じゃあ私はついでかな


「太宰さんが簡単に捕まるとは思わないけど？」


芥「貴様の後ろにいる」


太「Aちゃんも居たのか！これは嬉しいね〜」

「最悪。ほんと最悪」


芥「太宰さん。貴方の望み通り美人ではないが相原と心中させてあげますよ。」


にやり、と笑う芥川


「いやほんとにいやだ。」


太「出来るものならやってみ給えよ」

ふん、と出ていった芥川。







そこから一日がたった



ｶﾞｼｬﾝ




「よっ、と」




鎖は私にはもう効かない。



だって見つけたもの





私の本当の力








「太宰さんはそのまんまでいいですか？」


太「うん、善いよ。で、頼みがあるんだけど____」







「了解です。」

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