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禁【18】 ページ19

夢を見た。


私が初めて中也(アイツ)と会った日、否、見た日と言うべきか。

『汚濁』を使っていた、あの夜。

あのふたりが『双黒』と呼ばれるきっかけとなった夜


「っ!うわ!」

太「!!!大丈夫かい!?」


「あ、は、はい あれは、一体…」

太「あれが中也の異能の本当の力だよ」



悪魔のようだった。

目が合った瞬間、こちらにニヤリと笑いながらやってくる。


恐怖しかなかった。



殺される、そう思った。


パシッ

太「中也、」




________おわったよ



と太宰さんが手を掴むとそれが解けて倒れた



「わっ」


太「むむ、中也やめ、むっつりな!」


「あの、どうすれば…」

太「んー、悪いんだけど一晩寝かせてあげてくれない?
ちょっと反応が見たくて」


てへ、とぺ◯ちゃんみたいな顔をしている太宰さん

「いいですよ、べつに」


太「さすが相原ちゃん!」

「やっぱり知ってましたか。さすが右腕ですね」


太「しってるよ。君のことはよく聞くからね。」


あぁ、あの人か


「安吾先輩ですか」

太「ふふ」


せーかい、と頭を撫でられる


「じゃあとりあえず、運びますね」


太「よろしくね〜」






とりあえず家に運び、疲れて寝ているようなのでベットに寝かし、自分はその下で布団を敷いて寝ることにした









重い…



いつの間にか寝ていたらしい、が、それよりもなにか重い





「…」

バシッと思いっきり叩く


中「い"!!!!!
あァ?手前誰だ?」

「倒れていたのでお運びしました」


中「チッあの木偶…」

「とりあえず重いです」

中「っ!ワリ、!」


慌てて退くその人に昨夜とはイメージが違うな、と、思った。


中「な、なンだよ」

じー、と見ているが、かっこいい。


「いーえ!なにも!早く出ていってくださーいね」


中「あ!悪かったな!!!!またな!!!」



またな、





また、があるのか。





少し期待ができた日




中原中也を初めて見た日






そして









彼に惚れた日

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , 武装探偵社   
作品ジャンル:恋愛
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Y子(プロフ) - 一人静さん» ありがとうございます…!!!リンクはりました!よろしかったら見てください!! (2017年2月21日 23時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
Y子(プロフ) - 天さんさん» ありがとうございます!続編出来ました!よろしかったらお願いします(^-^)! (2017年2月21日 23時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
一人静 - 面白いデス早く続きヲ… (2017年2月21日 22時) (レス) id: 8e4210a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 中也がぁあああああ!((すっごく面白いです!!続編でも頑張ってください!応援してます!! (2017年2月21日 21時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
Y子(プロフ) - 和乃さん» そんな…!!有難いお言葉!!ありがとうございます。 (2017年2月21日 21時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Y子 | 作成日時:2017年2月16日 13時

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