禁 恋 【文スト】

禁【１１】 ページ12

社長が五分後に部屋を出ろと言ったので、

先に出た社長の五分後に部屋を出た



社長室から出ると


ナ「あーん！お兄さま〜！」
谷「あ、ちょ、ナオミごめ、ちょっそこいた！」

…


太「ん？おー！Aちゃん！」

「いやあの、何このカオス」

人虎は爆弾抱えて青くなってるし

(なんだこれ)

「あ、太宰さん。」

太「ん？なんだい？」


ここで言うのも、周りにまだバレたくないしな


「…ちょっと、お散歩行きません？」

太「おお！いいねえ！美人ではないが少女とお散歩！ぜひいくとも」

…。

美人じゃなくてすみませんでしたね。


しばらく適当に歩いていた。


まあ近場なんだけどね


他のみんなは外食に行ったそうで


「多分、わかっていらっしゃるとは思っていますが、完成させろと言われました。」


太「…うん、だろうとは思ったよ。
だがしかし、君にあの力を制御し、自分の思い通りに動かせるのか？」

…今は不可能だろう。


だが


「少しなら、できるかと。実践がない限り、難しいでしょう」

殺してもいい相手


そんなのいるわけがない


太「まあ、なくもないよ。」


「え？」

prrrrrrr


「はい、相原です」


『僕です！』


「賢治くん？」

『はい！あ、そこに太宰さんもいますか？？
これから他のみんなにも連絡するんですけど

依頼です！』


依頼か。


「わかった、すぐに戻ります」


太「お、依頼かい？」


「はい。この話はまたにしましょう。依頼が優先です」

太「君は、国木田くんのような仕事人間になりそうだね」

「見習いましょ？」

太「えー、それは嫌だなあ、」

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