天使? 悠仁side ページ19
目眩がした後
彼女の細い腕を握っていた。
冷たくて気持ちいいな・・。
椅子に座って待っていると
彼女が帰ってきた。
「少し歩けますか?
・・うち、この近くなんです。
よかったら休んでいってください」
え、うち?!
「え、あ、や、大丈夫。
帰れるし、そんな、迷惑かけられないよ」
俺がそう言ったにも関わらず彼女は
「だめですよ!そんなふらふらで・・」
と俺の腕を掴んだ。
「タクシー・・呼びましょうか」
そう心配そうな表情で俺を見つめていた。
「俺、この車で来たんだ」
そう言うと
「そうなんですね。
ちょっとここで待っててくださいね!
動かないでください」
彼女はそう言うと俺をその場に残し
店内にいるスタッフに
なにやら話している。
そして頭を下げるとこちらへ走ってきた。
「え・・」
俺が聞こうとすると
「この車、少しここに置かせてもらえることに
なったので」
そう言われ、
気付けば
俺の腕を掴まれていて
彼女の家に向かっていたのだった。
6人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miu(プロフ) - みくさん» みく様 ご指摘ありがとうございます。外せてませんでした( ゚д゚) (2018年9月10日 0時) (レス) id: ccb9a6d634 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - オリフラ外さなくていいんですか? (2018年9月10日 0時) (レス) id: 5382e69d92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:miu | 作成日時:2018年8月28日 23時