仕事とプライベート 厚治side ページ12
あと少しで終わる取材を受けながら
昨日のことを思い出していた。
今は仕事に集中しなきゃいけねぇのに。
「じゃあ、来月にまたアルバムの
お話聞かせてください」
「はい!ありがとうございました」
取材が終わり楽屋に戻ってきた。
彼女も俺のこと考えてくれてるかな・・
朝まで一緒だったのに
もう会いたい。
上着を着ていた時だった。
「ねぇ、岩沢さんってさー
あの子とどんな関係なの?」
「え?誰の話」
そう答えると
「とぼけちゃって〜」と
入り口で壁にもたれて笑って見ていた。
「・・あ〜一昨日居酒屋であったな」
「昨日デートだって言ってたじゃん」
「・・あーまぁな」
これはふたりの秘密だし。
「え〜教えてくれないの?」
「別に、飯食いに行っただけだし」
目を細めると
「へぇ〜そうなんだ〜
じゃ、先帰るわ」と手を振った。
「・・あ。風邪早く治せよ」
「今日は早く寝る〜」
それだけ言うと帰って行った。
なんとか切り抜けた。
鋭いからな・・
いや、もしかして
狙ってんじゃねーか・・
彼女がふたりのファンなことを思い出し
不安になってしまうのだった。
6人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miu(プロフ) - みくさん» みく様 ご指摘ありがとうございます。外せてませんでした( ゚д゚) (2018年9月10日 0時) (レス) id: ccb9a6d634 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - オリフラ外さなくていいんですか? (2018年9月10日 0時) (レス) id: 5382e69d92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:miu | 作成日時:2018年8月28日 23時