痛いのは最初だけ４【佐野玲於】 (ページ32)

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サンジュウニページ32

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玲於くんも我慢してた？私に触れたい？、、、

玲於『や、俺も男だってわかってる？お前は本当に何にも自覚し、』

A『私も触れたいんだもん。私ばっかり好きすぎてどうしたらいいかわかんない。。
玲於くんが思ってるより私、、、何倍も玲於くんが好き。』

玲於『、、、あ"ーもう。。ダメだ。
あのね、俺はお前が思ってる100倍はAを好きだから。
俺だって好きすぎて抑えらんないくらい触れたい...ってすげー思ってる。けど、それ以上にお前が大事だから我慢してんの。ギッリギリだけど、、、触れたら止まんなくなるから。
...壊しそうなんだよ、、』

玲於くんのぎゅってする力が強くなる。

私も負けないくらいしがみつく。

苦しいくらい玲於くんの気持ちも伝わって、そんなに思ってもらってるのに私っ。。。

自分ばっかりとか思っちゃって

A『どうしよ、、すごく嬉しい！』

嬉しすぎて玲於くんの胸にグリグリ顔を押し付けた。

玲於『...おい！おまっ、、全然わかってねー。』

A『うきゃ～！！(笑)』

急にサイドランプをつけて体を引き剥がすと、しっかり私を見据えて、、、脇腹をくすぐってきた。

そこ弱いからやばいやばい！てか笑いすぎて暴れたから布団グチャグチャ。

A『や～(笑) ははっ！やめてぇ～。』

玲於『うはははっ(笑)』

何でか玲於くんまで笑ってて、、これはまさに生粋のいじめっこ顔だ。

ギブアップ！ギブアップ！ごめんなさい。ってやっと解放されたけどグッタリ

A『ﾊｧ...ﾊｧ.. 笑い死にしちゃう。』

玲於『お互い様。俺もお前で死にかけてる。』

私に馬乗りになってサイドランプに照される玲於くんの顔は何だかすごくキスしたくなる顔だった。

足りない。どんなに触れても全然足りないくらい。。。

A『ねぇ、、玲於くん。』

玲於『ん？』

A『、、、私玲於くんになら壊されてもいいよ。』

玲於『...は？』

A『大事にされてるのはもう十分わかってるから。。』

すごい大胆なこと言ってるのはわかってるんだけど。。

玲於『何言って、、』

A『私だって、、、こんなこと言うの初めてなの、、』

でももう言葉だけじゃこの気持ちを伝えきれない。破裂しそう。

玲於『、、、A。』

A『我慢させてごめんね。。もう我慢しないで。』

自分からこんなこと言うのも、、

それくらい好きなんだよ。