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…違うはずだ、だって他の生徒は結構低かったから…
そうしている間にも、聴き覚えのある声は言葉を発し続けた。
「みなさんが充実した学園生活を送れるよう、"オクタヴィネル寮"寮長として、精一杯サポートさせて頂きますよ。」
オクタヴィネル。
そうだ、ビネガーじゃねえわ。
俺は、此奴の方について行けばいいと知った。
「…それにしても学園長は何処にいっちゃったのかしら？式の途中で飛び出して行っちゃったけど……」
妙にキラキラした男が言った。
それは多分、半分俺の所為っていうのもあると思う。
内心でごめーんと謝りながら辺りの声を耳で拾う。
それに反応し、そこらで「職務放棄」「腹でも痛めたんじゃ無いか？」と推測が立っていた。
「違いますよ！」
バン、と背後にある扉が開かれると同時に、学園長の声がした。
「あ、来た。」
それから学園長は、新入生が一人足りなかったから探しに行っていた事を話した。
連れてこられた人は、少し小柄な体型をしていた。
…いや周りとそんなに変わらない。という事は普通か。
其奴は狸を連れていた。
学園長にしっかりホールドされている上、口なんか塞がってるけど…
どうせまだ手懐けられてない使い魔でも連れこんで、見事に見つかって没収されてるだけだろ。
えーと…他には…。
ないな。
まあ、一言で言うと地味少年だった。
学園長は少年を鏡の前に連れて行き、皆と同じように名前を訊かれていた。
「ユウです」
『…ほーん…』
ユウ。
彼奴ユウって言うのか。
地味過ぎて逆に覚えるわ。
さて、彼奴の寮は…
ハートラブ寮か？サバナシ寮か？それとも…ウチだったりして。
そんな俺の想像も、次に鏡の告げた言葉で消え失せた。
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チャドまる。(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます。隙間時間に書いているのでどうしても遅くなりますが、これからも応援よろしくお願いします。 (2020年7月25日 18時) (
レス) id: f5ce3b8bcc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 更新せかされても気負うことはないですよ！私も落ち込んだときあったけどなんとか立て直しました。応援コメント以外気にしないのが一番です(^_^)それぞれ生活がありますし自分のペースで楽しく書いたほうが良いかもしれませんね♪ (2020年7月24日 22時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
チャドまる。(プロフ) - ライトさん» ライトさん、ありがとうございます。皆さんの応援を糧にこれからも頑張ります！ (2020年7月24日 9時) (レス) id: f5ce3b8bcc (このIDを非表示/違反報告)
チャドまる。(プロフ) - ひまわりさん» 夢主クンの活躍を今後もご期待ください(^▽^) (2020年7月24日 9時) (レス) id: f5ce3b8bcc (このIDを非表示/違反報告)
ライト(プロフ) - 作品を書いてくださって、ありがたい気持ちで一杯です。更新停止されても待ち続けるので頑張ってください (2020年7月24日 7時) (レス) id: 8781082281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リタイア | 作成日時：2020年5月6日 15時
