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全部一気に話されて理解出来るわけないだろ、頭を使うのは苦手なんだ。
男に待って貰っている間に、先程の話を整理する。
ナイトレイブンカレッジ。聞いた事があるな、何処で聞いたかは思い出せないが。
友人が滅茶苦茶に憧れて、浴びせる様に熱弁していたのを覚えている。何一つ聞いてなかったけど。
魔法士、も分かる。俺もなりたいな、とは思ってた。
ツイステッドワンダーランドってのはこの世界の事だろ？それ位分かるよ。
で、此処はナイドレイブンカレッジ、魔法士育成学校。
闇の鏡？かなんか知らねえけど俺はこの学校に選ばれた、って事だな。
つまり、俺は憧れの魔法士になれる…のか？
でも、気を失ってる間に人を勝手に棺に詰め込んで持ってくるのはおかしいだろ、誘拐だ！
「ほら、貴方の所にも扉を乗せた馬車が迎えにきたでしょう？」
『扉？』
「貴方が先程まで入っていた棺の様な物です。」
馬、車…。
………ああ、来た来た。
海の中にも馬車が入ってくるなんて、面白かったな。
此処に来れるって言うから、喜んで扉の中に入っ、…て……。
入った？
『…もしかして…俺、自分からこんな不吉なモンの中に入ったのか？』
「当たり前でしょう、漸く思い出したみたいですね。あとコレは不吉な物じゃないです。」
頭を何度かガシガシ掻いて、男に向き直る。
『ああ、全部思い出したよ。…ところでアンタ、名前は？』
「アンタ…。ｯオホン、私は理事長より任命された、この学園の校長ディア・クロウリーです。貴方は珊瑚の海のA・アーシェングロットさんで間違い有りませんね？」
『間違いない。何で俺の個人情報知ってるんだよ気持ちワリぃ』
「気持ち悪いって…。私は仮にも、いいえ歴とした学園長なのですから、新入生のありとあらゆる情報は把握しています。…さあ、着きましたよ。早く中へ。」
あれこれ喋っていると、キィ、と重たい扉の開く音がする。
さあ、と勧められるままに広間のような場所に足を踏み入れた。
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チャドまる。(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます。隙間時間に書いているのでどうしても遅くなりますが、これからも応援よろしくお願いします。 (2020年7月25日 18時) (
レス) id: f5ce3b8bcc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 更新せかされても気負うことはないですよ！私も落ち込んだときあったけどなんとか立て直しました。応援コメント以外気にしないのが一番です(^_^)それぞれ生活がありますし自分のペースで楽しく書いたほうが良いかもしれませんね♪ (2020年7月24日 22時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
チャドまる。(プロフ) - ライトさん» ライトさん、ありがとうございます。皆さんの応援を糧にこれからも頑張ります！ (2020年7月24日 9時) (レス) id: f5ce3b8bcc (このIDを非表示/違反報告)
チャドまる。(プロフ) - ひまわりさん» 夢主クンの活躍を今後もご期待ください(^▽^) (2020年7月24日 9時) (レス) id: f5ce3b8bcc (このIDを非表示/違反報告)
ライト(プロフ) - 作品を書いてくださって、ありがたい気持ちで一杯です。更新停止されても待ち続けるので頑張ってください (2020年7月24日 7時) (レス) id: 8781082281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リタイア | 作成日時：2020年5月6日 15時
