人外の垣間見 ページ8
gr「改めて、ようこそA。これから歓迎会だ」
彼らがそれぞれ私をどう思っているであれ、例え形だけの歓迎会は嬉しかった。
見た目はあれでも机いっぱい置かれている料理。
急いで準備したのか少しぐちゃぐちゃな飾り付け。
そう、嬉しかった。という過去形を私は使った。
なら現在は？一言で済ませるならば「地獄」だろう。
この世界に地獄という概念があるかはわからないが、誰がなんと言おうと私は地獄だと言い張る。
ut「う゛っ…おrrrrrrr」
zm「終わるにはまだ早いやろ！」
kn「マジで無理、」
目の前で繰り広げられているこれは歓迎会たったの15分後にはこうなっていた。
お酒を飲んだのか、向こうの席に座っているグルッペンさんは核がどーたらこーたら語っている。
巻き込まれない事を願いながら自分は空気と暗示をかけていると隣に誰か腰掛けた。
shp「あんまり食べてないみたいですけど…美味しくなかったっすか？」
『いえ、美味しいです。ただ私、食が細いんです。』
用意していただいたのに申し訳ないと謝ると俺も少食なんで、と返される。
話している内に段々と彼が人外だという事も忘れて会話に花を咲かした。
『ショッピさん、私の事嫌いだと思ってました』
shp「…なんでそう思ったんですか？」
『初対面なのに他の方よりもずっと見てきたので、警戒しているのかと』
するとショッピさんはどこか納得したように声を洩らした。
と、思っていたのも束の間。するりと冷たい手が私の頬をゆっくりと撫でた。
その撫で方は大切に大切に赤子を触るような手つきで。
shp「…人間って、すごく脆くて弱いって聞くんです。
稀に人間は食料としてではなく、雑巾のようにこき使われたり、欲の吐き出す都合の良い道具としても使われるんです。
俺はその、脆くて、弱くて、小さい、Aを見て…愛らしい。そう思うんです」
そう興奮した表情で
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のん(プロフ) - こういう終わり方好きです。自分でエンドを創造する感じ。とても好きです（語彙力） (2020年4月29日 20時) (
レス) id: 51c14942b2 (このIDを非表示/違反報告)
緋色 恋蝶 - この、エンドはあなたに任せますって感じの終わり方好きです (2020年4月8日 1時) (レス) id: dd103094cf (このIDを非表示/違反報告)
青年A - 新紅葉団子さん» あざます！おじちゃん頑張っちゃうぞー (2020年3月11日 13時) (レス) id: 071d1f2325 (このIDを非表示/違反報告)
青年A - 寂しがり屋さん» ありがとうございます、コンマ単位で投稿したい(するとは言ってない) (2020年3月11日 13時) (レス) id: 071d1f2325 (このIDを非表示/違反報告)
新紅葉団子 - 最高です！頑張って毎分投稿気分でしてくださいね〜〜！！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 59fbe4bf10 (このIDを非表示/違反報告)
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