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虹空494 ページ35
[山姥切国広side]
俺は話が分かる奴も居るんだな、と思ったがさっきから反発している奴は反対した。
「俺は認めんぞ、口伝では気に入った相手を案内するとあるんだろう?俺はこいつを気に入らん、大樹の元への案内は拒否させてもらう。
ハウリア族に案内してもらえると思わないことだな。そいつらは忌み子を匿った罪人達、すでに長老会議で処刑が決まっている」
「そんな…どうか…どうか一族の命だけはお許しください!」
「やめなさいシア。皆、覚悟は出来ている」
「でも…でも…!!」
「お前に何の落ち度もない、そんな家族を見捨ててまで生きたいとは思わん。我らハウリア族はどんな時も一緒だ」
「大樹に行く方法が無くなった訳だがどうする?運良く辿り着く可能性に賭けてみるか?」
……やっぱりコイツ、斬ってはダメか?
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