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虹空586 ページ34
［Noside］
「六代目、貴方には聞きたいことが沢山あるんですよね。……その女性の方も色々知ってそうですね」
「…カエデ達か……退け」
「退けと言われて退く奴は居ないぜ、サスケ」
「(さて……サスケ…どうする？)」
カエデ達は様子を見るように警戒をする。
サスケはそれを気にしてないのかダンゾウに話し掛けた。
「自己犠牲を語ったお前が…人質とはな」
「自分の…命が……惜しい訳では無い。
木ノ葉の為…忍の世の為、ワシはこんな所で…死ぬ訳にはいかん…。
どんな手を………使っても…生き残る。
ワシは……この忍の……世を変える唯一の改革者となる者…。この女はその為の犠牲だ」
カエデ達はそれを聞いて嫌そうな顔をした。
ダンゾウの考えを初めて知ったからだ。
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