大空580 ページ23
雷影Side
五影会談に向かう途中
おかしな小僧共がサムイを尾行してきた
ザッ
３人で目の前に降り立った
ダルイ 「ボス・・・はたけカカシっすよ。右のやつ」
雷 「フン！わかっとる！火影の伝令か？はたけカカシ」
カカシ 「いえ、今日はお願いがあって来ました。木ノ葉隠れのうずまきナルトの嘆願です。少しだけでも、聞いてあげてください。」
ダルイ 「失礼じゃないか！事前連絡もなく！」
カカシ 「失礼なのは十分わかっています」
雷 「まあいい・・・そこのガキだな・・・話せ！」
ナルト 「うちはサスケを・・・始末するのを止めてもらいてーんだ・・・むちゃくちゃ言ってんのは分かってる！でもおれはそう言うしかねーんだ！サスケは友達だ！友達が殺されるのを黙って見てらんねー！それに、これが元で木ノ葉と雲が殺し合うのは嫌だから！そっちにも仲間にも、復讐はさせたくねーんだ！」
雷 「・・・行くぞ」
ナルト 「お願いだってばよ！もう復讐で殺し合うようなこと、したくねーんだ！」
雷 「ワシ達はサスケを始末する。その後、お前らが踏みとどまれ！！」
ナルト 「う・・・・うぅ・・・」
カカシ 「・・・今ここで若い忍が、不器用なりに雲と木ノ葉・・・互いの里・国を思い頭を下げている。雷影様・・・貴方は五影の一人としてこれをどう捉え、どう思われる？」
雷 「忍が簡単に頭を下げるな！犯罪者のために頭を下げ、仲間の安全の為に慈悲を請う。忍の世界でそれを友情とは言わん！行くぞ！」
カエデ達side
カエデ「流石は火影か…」
スクアーロ「そうだな…まぁ俺達も似たような感じだろうが(小声」
カエデ「走り出したな…行くぞ、ヨミ。背中に乗れ」
ヨミ「わ、私は大丈夫です!!」
スクアーロ「無理するな、ヨミ。顔色悪いぞ」
ヨミ「し、しかし…」
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