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大空398 ページ3
ＮＯside
「ここまでのようだな ドラゴンども」
精神体のアクノロギアが、ほとんど全滅状態のドラゴンスレイヤーに向かって言います。
「この世にドラゴンは一頭も残しておくわけにはいかぬ
それこそが滅竜 我が存在する意味」
「ははは」
ボロボロにやられていたナツが笑う
「おまえだって竜じゃねぇか なかなか面白れぇジョークだ ��我��が存在したら竜が一頭残っちまうだろ、本当のドラゴンはなぁ・・・ 強くて気高くて優しいんだ」
「優しい？ドラゴンが？我からすべてを奪ったドラゴンが優しいだと？
我が家族を喰い、街を焼き、小さな少女さえも殺した!!そのドラゴンのどこに優しさなどあるものか!!くらだん！！」
アクノロギアの気合で、あたり一面が吹っ飛ぶほどの衝撃が起こった。
「言っただろ、本当のドラゴンって・・ ドラゴンにだっていろいろいるさ
好きな奴、嫌いな奴、強え奴 弱え奴、悪い奴、優しい奴、そしてお前を倒す奴だ」
なんとアクロオギアの攻撃を受けたはずのナツが、まったく効いていない様子で立ち上がった。
ゴゴゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
「全員の魔力をナツさんにエンチャントします！」
「行けナツ おまえになら全部任せられる」
「頼むぜナツさん」
「オレたちの魔力を 全部くれてやる！！」
「ああ 伝わってくる みんなの力が炎に変わる！！！
これが七炎竜の力だ！！！」
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