逆行した2人は妖精の尻尾に所属します Part10 (ページ20)

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虹空407 ページ20

［Noside］

ヨミと五虎退は大倶利伽羅と蛍丸と合流。
大広間と厨の掃除を終わらせ、食事を作り始めていた。

「大倶利伽羅、味噌汁の味見をお願いします」

「…俺はいいと思う」

「俺も飲みたい！」

「ぼ、僕も…！」

「フフ、では唐揚げをお願いします。五虎退、蛍丸」

「ヤッタ！主の唐揚げ大好きなんだよね」

「僕も大好きです…！あ、と、虎くん達の分は…」

「後で沢山用意してあげますので大丈夫です」

「あ、ありがとうございます！主様」

「主様、油揚げを持ってきました」

「鳴狐もお揚げの元を持ってきましたよ！」

「…大豆がないと育てられないから」

「小狐丸、鳴狐、お供の狐、ありがとうございます」

ヨミは二人と一匹にも唐揚げをあげ全員で料理を作り続けた。

「主、玉子焼はこの位の甘さでいいか？」

「貰いますね。…ちょうどいいと思います、短刀達が喜びそうですが白だしを使ったものも作りましょう」

「分かった」

「主殿、五虎退と一緒に座布団を敷いてきましたよー！」

「私は蛍丸と机の準備をしました。主様他にやる事はございますか？」

「そうですね…手が空いた皆さんでそろそろ完成するのでカエデさん達に声をかけてください。今日のメニューは豚汁と唐揚げと玉子焼と穀物米です。あ、声をかけるのはこの本丸の皆さんにもですよ」

「主、拒否された場合は？」

「力づくで、お願いします」

「「「「御意」」」」

ヨミが笑顔でそういうと蛍丸、小狐丸、鳴狐、五虎退も笑顔で返事を返した。