虹空372 ページ50
[Noside]
「リボーン叔父様、マーモン叔父様、風叔父様、ヴェルデ叔父様、コロネロ叔父様、スカル叔父様…どうか、無事で戻ってきてください…お願いします…」
ヨミはアルコバレーノ全員の名前を呼び胸の前で祈るように手を組んだ。
密かに覚悟を決めながら…
グレイはナツが一人でゼレフに挑むのを止めるために作戦変更して追うと言うがエルザがそれを止める。
「私達は初代の作戦通りに動くんだ。ゼレフはナツに任せよう」
「本気で言ってんのか!?相手はあのゼレフだぞ!!ENDの書も持ってんだ!!」
「ナツはゼレフを倒す為の秘策があると言っていた。きっとやってくれるさ」
「お前はいつもナツを信じすぎなんだよ、エルザ」
「お前はナツを信じてないのか」
喧嘩になりそうな雰囲気になったがルーシィが2人を頑張って引き離す。ミラはどうしようかメイビスに聞く。
「ナツに懸けましょう。一見、無謀な策のように見えますが理にかなった策でもあります。
四方から包囲されてるこの状況……打開するには大将を討ち戦いを早期決着させるのは上策といえます。グレイ……ナツを信じましょう」
「俺は別に信じてねえ訳じゃねえ。一人じゃ心配だって言ったんだよ」
「グレイ様がナツさんの心配をするなんて…」
「一人じゃないわ…ハッピーがついてる、でしょ?」
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