虹空366 ページ38
[Noside]
『
それは尽きることの無い永遠の魔力だった。
ゼレフはこの魔法を手に入れる為に攻めてくる。
私達はそれを守らなくてならない。決して悪用されてはならないものだから。
ううん……
だって、このギルドを作ったんだよ。
初代がいなければ私達の出会いはなかった』
「お!いい事言うなー」
「さすが小説家志望だね」
「初代がいなければ」
「私達の出会いはなかった!」
「あんた達また勝手に私の部屋に」
ルーシィは座っていた椅子をナツとハッピーに向けて蹴り飛ばすが簡単に避けられる。
2人の言い分は、街がシーンとしていてつまらないから…だそうだ。ルーシィはその言葉で住人の避難が終わったとわかった。
明日には敵の到着予定地に行くのに遊んでいられない、また戦いにナツ達と違ってワクワクしていないとルーシィが言うと…
「確かに俺は戦いが好きだがちょっと勘違いしてるぞ。俺が好きなのは力比べだ、殺し合いじゃねえ。
全力で戦ってどっちの力が上かって話なら大好物だ。だけど今回は違う。
勝つ為だったら何だってやる。勝たなきゃ生き残れねえからだ。戦いが終わったらやりてえ事もあるしな」
「あい」
「いいか、よく聞けよ!」
「ハイ、ストーップ。やめてよ、創作の世界じゃそういうの死亡フラグっていうのよ」
「何だそりゃ」
ナツとルーシィ、ハッピーはその後もゲームをしたりと色々な事をやった。
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