大空361 ページ29
NOside
「妖精の尻尾正式に復活を祝して・・・」
「「「「「乾杯ー!!」」」」」
グラスを片手にビールを煽る皆さん。
その中心には帰ってきたマスターがいる。
「おかえりマスター!!」
「あれ?マスターはエルザだからえーと・・・」
「マカロフさん!!」
「なんか締まらねぇな」
ずっとマスターと呼んでいたから名前で呼ぶのは違和感がある。
以前は俺も名前で呼んでた時もあったけど、どうにも違和感が拭えない。
「マスターでよい、私は辞退する」
「じゃあマスター!!あらためておかえりー!!」
「おかえり〜」
「アスカちゃーん」
エルザさんの一言で正式にマスター呼びが認可された。
そのマスターにアスカちゃんが駆け寄っていくと、マスターはデレデレと鼻の下を伸ばしている。
「8代目ってことになるのか?」
「マスターやるの3回目ってこと!?何回生き返ってるの!?」
「死んでないし」
ラキは何度もマスターとして戻ってくるマスターに頭が追い付いていないようでキナナさんに突っ込まれていた。
「こうなったら死ぬまでやってやるわい」
「それぞ漢!!」
「それ・・・前にも聞きましたよ」
「あははははは!!」
ギルダーツから6代目を言い渡された時と同じことを言っているらしいマスター。
その周りでは、大宴会が始まろうとしていた。
「にゅにゅ、皇帝やヨミ…びゃくらんも鮫もいない…」
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