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虹空301 ページ8
[Noside]
一方、カエデ達の方は……
「いつの間に陸奥守の銃を…!」
「帰ったら陸奥守さんに説教しないといけませんね!兼さん」
「あの野郎…武器の管理くらいちゃんとやっとけよ!」
ヨミが頭の横に陸奥守の拳銃を当ていつでも撃てる体勢になっている為動けずにいた。
「…ヨミ、本当にそれでいいのか?死んでも変わらねえぞ」
「変わりますよ、前世から今世を生きたのです…だからまた…」
「また同じになるとは限らねえ!いい加減にしろ!!」
大声を出したカエデに対しヨミは怯えたようにビクッと肩を上げ少しずつ後退る。
カエデはその瞬間を逃さず、拳銃で素早くヨミが持つ拳銃を弾いた。
「……っ、じゃあ…どうすればいいのですか…!!
フェアリーテイルから逃げても逃げなくても私はずっと弱いままだと言いたいのですか!?
私だって……ミラさんやエルザさんみたいに強くなりたいのに…カエデさんの隣に並んで戦いたいって思っているのに…
貴方やフェアリーテイルの皆さんは私はずっと後ろで守られ自分達の戦いを見ていればいいって思っているんですか!?」
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