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大空320 ページ47
NOside
「(嵐の炎で悪魔因子を分離させる。上手くいっているが相当の痛みだろうな……早く!正確に!)」
ミネルバは苦痛に喘ぎながらもカエデに言われたとおり動かずに耐えていた。
そして嵐の炎の施術が終わるとミネルバの姿が元に戻っていた。
ただしミラのように悪魔因子を自在に使える訳ではないので体内に残った悪魔因子を取り除かねばすぐに再発してしまうだろう。
「よくやった……これが最後だ」
そう言うとカエデは炎をオレンジの大空の炎に変えて三度流し込んだ。
ミネルバは体の中から浄化されていくような心地よさに身をゆだねた……
ポーリュシカによる診断でミネルバはまるで異常がないことが確認された。
ウェンディが治癒魔法をかけている側でカエデの新たな炎についての追及を上手く躱し最低限の事だけ伝えるとすぐに今後の方針について話し合う事になった。
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