検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:2,685 hit

大空320 ページ47

NOside




「(嵐の炎で悪魔因子を分離させる。上手くいっているが相当の痛みだろうな……早く!正確に!)」

 
ミネルバは苦痛に喘ぎながらもカエデに言われたとおり動かずに耐えていた。
そして嵐の炎の施術が終わるとミネルバの姿が元に戻っていた。
 

ただしミラのように悪魔因子を自在に使える訳ではないので体内に残った悪魔因子を取り除かねばすぐに再発してしまうだろう。

 
「よくやった……これが最後だ」

 
そう言うとカエデは炎をオレンジの大空の炎に変えて三度流し込んだ。
ミネルバは体の中から浄化されていくような心地よさに身をゆだねた……

 
ポーリュシカによる診断でミネルバはまるで異常がないことが確認された。
ウェンディが治癒魔法をかけている側でカエデの新たな炎についての追及を上手く躱し最低限の事だけ伝えるとすぐに今後の方針について話し合う事になった。

虹空321→←虹空320



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小町&五月雨 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年6月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。