【刀剣乱舞】ブラック本丸反逆軍を作ります。

第41話 ページ41

「はぁ〜、全くひどい目にあった…。」

「獅子王…？それは自己責任…だよ？」

清光が獅子王を一蹴する。
まるで言葉が棘のようだ。

『これからどうしよっか…。』

「三日月のじっちゃんに会ってみれば？？？」

さらっと難易度の高いことを獅子王は要求する。

(それができたら誰も困らないよね？)

笑顔を保つが少しイラッとくる。

「大将顔引きつってるよ？？」

『信濃、これは引つってるんじゃなくて笑顔という仮面を被ってるの…。』

少し厨二臭いことを言ってみると

「あ、仮面ね！今の仮面は透明なんだね！」

と言われ、若干傷つく。

でも、三日月の協力が大きな戦力になることは分かっていた。だからそこは腹をくくってやるつもりだ。
しかしそれじゃあ効率が悪い。
他に出来ることは…
とボソボソ口に出してたのが聞こえたのか、
「なら、まずは俺らで遠征をして資材を集めるって言うのはどうだ？」

と、鶯丸が茶を啜りながら言う。

「人数は足りてるからな。」

「懸命…かな？」

という意見が聞こえたから遠征にば、れ、な、い、ように行くことにした。

なので遠征組と三日月面会組の二手に分けることにした。

遠征組は薬研、宗三、鶯丸、安定、信濃、清光

三日月組がA 、獅子王、石切丸、前田

重傷者達を手入れするため遠征組は資材を集め、内部の協力者を作るため三日月を説得する。

この作戦で反逆軍はいく事にした。

『じゃあ資材はまるすっっごいできるだけ多めに集めてきてね。』

「離れたくないよぉ〜！！！！」

信濃が泣きつく。

そう、この遠征のもう一つの狙いは信濃のレベルアップという目標も備わっているのだ。

『…信濃。頑張ってこれたらLet's Party!しようか。』

「じゃあ僕はそんな泣いてる信濃を引きずって連れてくから帰ってきたらお肉の料理宜しくね。」

安定はそう言うと泣きじゃくる信濃を引きずり遠征先へ向かう。

…これからが大変になりそうだ。(遠い目)

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