【刀剣乱舞】ブラック本丸反逆軍を作ります。

第16話 ページ16

暫くして離れで暮らすように言われた私は清光と別れ一人離れに向かった。

『うっそでしょ…』

離れはボロボロでものは何も置いてないがホコリやカビなどが繁殖していて人が住めるとは思えなかった。

『こんのすけ…。掃除道具ってある…？』

「無いです！」

『…。』

「…。」

私とこんのすけの無言の攻防戦が始まった。

すると見覚えのある姿が目に入る。

「A ー！多分離れが住めないくらい汚いと思って掃除道具持ってきたんだけど使う？？」

『きっ、清光ぅ〜！』

助かった！と声をかけるとよかったと笑って返された。

(あ、めちゃイケメンや…。)

これが神かと思った。

すると、彼の後ろに蒼い目をしたポニーテールの男の子が着いてきてた。

「安定、A に言うことないの。」

「…。人間はもうコリゴリなんだ。」

「安定！！」

「でも、ごめんね。君には罪がないのに傷つけて。」

『大丈夫！生きてるから！人間死んでなきゃ大丈夫なの！』

そう言うと「そ、よかった…。」と安心したような笑顔で言う。

「僕は大和守安定。清光みたいに安定って呼んでも構わないから僕もA って呼ばせてもらうね。
よろしく。」

『こちらこそよろしくね！』

(思ったよりまだ疑心暗鬼になってないのか。)

早く手を打たなきゃ今よりもっと酷い惨劇が起きるだろう。

そんなことを考えていた。

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