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第2話 ページ2

一気にその場が静まり返る。

怒りを通り越して冷静になった。

父の代わりに政府は娘二人どちらかに代わりをやれってか。
なるほど、政府は真っ黒だな。

父は中層部にいて普通の役人だ。
きっと上層部は真っ黒で毎日お互いの腹の探り合いでもしているのだろう。

そう思っていると隣で怒鳴り声が聞こえた。

「なんで娘なんですか!?まだ学生ですよ!?それにこんな怪我をしたのは貴方達のきくばりがたりないからなんじゃないんですか!?」

こんなに切羽詰まって怒っていて悲しんでいて恨みがましい…そんな母の声を聞いたのは初めてだ。

「でも娘さん18歳と21歳ですよね?十分に働けますよ。それに治療費はこちらで負担する金額は決まられているので働き手がいないと大変じゃないんですか?」

「なら私がやります!娘に危険な思いはさせたくないんです!」

「お父様はある程度…いえ、人並みに霊力はありました。そしたらその血を引き継いでいる娘さん二人のどちらかにやって頂くしかないんです。」

母には霊力がないのか?と口にしそうになったがその言葉を飲み込む。

そんな事を今口に出したら行けないと本能が働く。

(そういうのなんて言うんだっけ…?野生の勘?)

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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです!清光君可愛いですね(* ̄∇ ̄*) (2018年11月17日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります!初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです!これから、続きが楽しみです!更新、頑張ってください! (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い!! (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます!そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:犬将軍 | 作成日時:2017年12月8日 2時

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