関係 ページ33
桃side
ご飯も食べ終わって今はAちゃんが膝枕してくれてる。
この時間だけはなにも考えないで幸せに浸ってられる。
桃「ねえAちゃん」
「ん？」
桃「正解ってなんなんだろ」
こんなこと言ったってAちゃんを困らせるだけなのに気づけばそう聞いていた。
桃「今のままじゃダメなことだけは分かるけどどうしたらいいのか分からないんだ」
俺がそう言うとAちゃんはしばらく考えるように黙り込んでから話し始めた。
「明確な正解なんてないんだよ。
正解になるかどうかなんて自分次第で変わるんだから」
正解は自分次第で変わる、か...。
俺はちゃんと自分で選んだ答えを正解に出来るのかな。
「いっぱい悩んでいいんだよ、すぐに決めたりなんてしなくていい」
ゆっくりでもいいのかな...？
俺にそんなに悠長に考えられる時間があるのかは分からないけど意味もなく焦ってた気持ちが落ち着いた気がした。
桃「Aちゃんは、俺がどんな答えを出しても傍に居てくれる？」
「うん、そばに居るよ。大介の飼い主だからね」
ペットと飼い主、世間一般で見れば非常識な関係なのかもしれない。
でも俺にはこの関係が心地いいんだ。
恋人みたいに別れなんてない、擬似的なものかもしれないけど家族の一員になれるんだから。
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湖蝶(プロフ) - 優月さん» 教えてくださりありがとうございます😭元々大毅でかいていたものを直してるため何度か名前や口調を確認しているものの直しきれていなかったようで…助かりました🙏 (2022年12月7日 17時) (
レス) @page31 id: 9eabd6c192 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！「定番メニュー」の大介の名前が大毅になってるとこがあったのでこちらで書かせていただきました！これからも応援しています！ (2022年12月7日 17時) (レス) @page31 id: c40eaafe2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湖蝶
| 作成日時：2022年12月6日 2時
