『銀魂』姉として家族として…２ (ページ41)

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国を守る切り札ページ41

『おおおおおおおおお』

上から二人の声がした

お侍さんと……………神楽だ

「はぁやれやれ国を護る最後の切り札にしちゃ随分粗末なものが出てきたものだ」

高杉「フンガキどもを引き連れまだくだらんままごとを続けていたか

銀時

随分と差がついたもんだな…」

それからシンスケの話が終わるまで待っていた

すると

銀時「神楽ァァァァ新八ィィィィィィ行くぞォォ!!!」

神楽「おおおおお」

すると神楽は拳で殴ってきた

「久しぶりに会った姉妹への挨拶がゲンコツだなんて少しは夜兎らしくなったじゃない
私は嬉しいよ

でも一つダメ出しお姉ちゃんに対して頭がたかーい」

神楽を叩き落とした

「悪いけど私はもう社会人忙しいんだ

オイシイところをシンスケにもってかれちゃ…」

拳に違和感が…

神楽「どこに行くアルかお前の相手は国じゃない私ネ

バカ姉貴には国盗合戦より姉妹喧嘩がお似合いアル」

「放して、いったでしょ弱いやつに用はない」

殴ろうとすると神楽に拳を抑えられ力が抜けた

神楽「右手を使うのを待ってたアルずっとかばってたアルな

妹に姉の癖が見抜けないとでも

怪我をするたびそうして隠してたマミーに心配をかけまいともうマミーなんてどこにもいないのに

何に怯えてるアルかお前」

その言葉で全身の力が脱力してしまい地面に膝をつけてしまった

「…なんで…」

神楽「いったでしょ妹の私は姉のことはなんでもわかるんだヨ」

「ッッ…怖かった!母さんがいなくなることがわかって
怖かった!母さんが心配するんじゃないかって

怖かった私が私達家族が母さんを苦しめてるんじゃないかって………」

神楽「…相変わらずマザコンアルな…でもAは泣いたりしないから泣いてよかったアル!」

「え…」

神楽「気づいてないアルかお前泣いてるアル」

私は目に触れると濡れていた

「アレ…目がかすんで見えるな…」

神楽「どうやら世話が必要で強くなる必要があるのはお前のほうアルな」

神楽はいつもの笑顔で笑った

私も何故かつられて笑った

笑いあっていると

リンッ

と鈴の音がたくさんなった

「はぁ感動シーンを邪魔しないでよ………神楽行ける?」

神楽「当たり前アル!!」