宇宙海賊春雨 ページ13
私は外に出て街の方に向かった
あの時のおっさんが輩に殺されそうになっている
「オイ」
輩をぶっ飛ばした
阿伏兎「…ったくつくづくこの星の不良少年ってのは教育がいき届いてねぇな
再教育してやろうと思ったのに
子兎なんぞに指導されちまうなんざ
いや
そいつは妹の仇を取りに来た姉貴の顔じゃねぇな
いやそれもあるか
どうやらこの連中よりよっぽど悪党の素質がありそうだ」
「悪党だってなんだっていいよ…強くなれるなら…神楽を…母さんを護れるなら
なんだってやる」
私はおっさんに殴りかかった
阿伏兎「オイオイ何のマネだホントに悪党になるための指導でも受けに来たってのか」
団員「阿伏兎がガキと曲芸始めたぞやれやれガキ!やっちまいな」
阿伏兎「笑い事じゃねぇ」
私はおっさんを蹴ろうとしたが誰かに抑えられた
?「いい蹴りだ小娘
お前の喧嘩春雨第七師団団長が買おう
雑兵たとえ童や女であろうと本気の拳で向かってくる奴は
本気の拳で答えろ
それが男の礼儀だ」
団長というものが足を前に出しけろうとしたがおっさんが私をかばった
?「強くなりたいか小娘ならば己も弱さを知る事だ
強くなったと思ったらまた来い
何度でもまた地べたに叩き戻してやる」
「………………………」
私は毎日毎日そいつに喧嘩を売りに行った
毎日毎日殴られては怪我をおう
そして足がそいつの腹に当たった
初めて1発入れたのだ
「明日母さんを連れてくる」
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作者名:サーモン13 | 作成日時:2023年11月23日 20時