第一話：放課後の生徒会室 ページ2
A「はぁー終わったー！」
今は放課後。ここは生徒会室。今はわたし一人。
高一であり、生徒会長であるわたしは、たまった仕事全て片付け息をついていた。
と、そのとき、廊下から忙しない足音が聞こえてきた。
生徒会室のドアが勢い良く開けられる。
閉めたドアに寄りかかるようにして立っているのは、幼馴染の嶋岡将司。
将司「よっ」
A「何よぉ。遊びにでも来たの？部活は？あいにく今は疲れてるんだけど」
将司「んー、遊びに来たとでも行っておこう。あと、部活はもう終わった」
A「え、もうそんな時間だったんだ・・・」
将司「大変だねぇ。生徒会長さんは」
将司が歩いて近くに来る。
A「ねぇ、将司」
将司「ん？」
A「あんた本当何しに来たの？用がないなら帰ったほうがいいよ？今は冬で、外、すぐに暗くなっちゃうから」
将司「何？オレに帰ってほしいって言ってんの？」
将司が皮肉っぽく言った。
A「べつにそんな意味で言ったんじゃないよ！」
Aは椅子から立ち上がった。
A「ん・・・？！」
将司からの突然のキス。
将司はAの口を割って中に舌を入れてきた。
A「んぁ・・・ぁ、やめ、て将司・・・ん///」
体に力が入らない。思わず涙が溢れる。
その喘ぎ声は生徒会室の外に漏れる。
運の悪いことに生徒会室の前をAのもう一人の幼馴染、優也が通った。
優也「A！？」
優也は生徒会室から聞こえてくるAの喘ぎ声に驚いた。
すぐさま、生徒会室のドアを開け、中に入る。
優也「A！！」
A「！？」
将司は、Aから口を放した。Aはその場に崩れ落ちる。
優也「将司、てめぇ！」
将司「優也・・・。お前は昔っからオレの邪魔ばっかするよな」
優也「邪魔？！違うだろ！Aを見ろよ！泣いてんだぞ？お前が無理矢理やったんだろ！！」
将司「そうだけど？何が悪いの？じゃ、そういうことで。オレは帰る」
優也「おい待てよ将司！」
そう叫んだ優也だったが、将司は行ってしまった。
優也「くそっ！なんなんだよあいつ・・・！」
Aは未だに泣いていた。
優也「A！」
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まり - めっちゃ面白いですっ！これからも，頑張ってください！ (2015年5月7日 22時) (
レス) id: 41f8ffc63e (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍院玲華☆ - 面白かったです！更新頑張ってください★ (2014年1月11日 14時) (レス) id: ab175f77c2 (このIDを非表示/違反報告)
あげは蝶(プロフ) - すごく面白いです！これからも更新頑張ってください♪ (2012年7月29日 8時) (レス) id: cdc5946727 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音燐恋(プロフ) - 続き気になる>< 更新頑張ってぇぇぇええ!! (2012年2月5日 12時) (レス) id: 0449e89868 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - 続き気になる！頑張ってください!! (2011年12月28日 21時) (携帯から) (レス) id: b892e48ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：聖樹 | 作成日時：2011年12月19日 18時
