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言葉 ページ29

JN「おはよう」


「ん、、おはよ」




久しぶりにAが部屋にいることで、
安心したのか、よく眠れた。


すっきり目覚めたので、Aの顔を眺めてた。





「ごめんなさいっ。わたし、昨日酔って寝ちゃったんだ」




JN「覚えてる?」



「電話してってユンギ先生に電話渡したのは覚えてるけど」



JN「電話もらったから、迎えに行ったよ」




「ごめんなさい。迷惑かけて」



JN「いいよ。頼ってくれてよかったよ」




「あの、こないだは、ごめんなさい」





朝から頭を下げてばっかりのA






JN「いや、俺もごめん。」



「あのね、隠したかったわけじゃないんだけど」



JN「あの先生に告白されたんでしょ?聞いたよ昨日」




「えっ、先生そんなこと言ったの」




JN「だから、言いづらかったんじゃないかって」




「うん、先生のこともだし、友達がユンギ先生のこと好きだったから落ち込んでたし、余計言いづらくて」





JN「隠されてたのはいいんだよ。ただ、、、

Aさ、先生のこと、好きだったんじゃない?
正直俺がぐいぐい行ったから、成り行きで付き合ったとか」





「あの、、、それ、一番怒れるんだけど」





こわっ。

初めて、Aが本気で怒った顔してる。


普段温厚だからこそ、なんかめちゃくちゃこわいよ。





「私がお人好しで優柔不断なのは認めるけど、
 そんなので付き合わないでしょ。
 ちゃんと自分で考えて、ジンさんと付き合ってるよ」




JN「そうですよね、、、」




「私がそこまでバカだと思ってる?」




JN「いや、そんなことは、、、」



「ミン先生のことなんて、とっくに終わってるし。
 ジンさんは、私のことそんな風に見てたの。
 それがショックだよ。私達、ちゃんと想い合ってないの」





JN「すみません、、、」






「すみません禁止」




JN「こわいよ、A、、、」




「ごめんなさい。キツイこと言ったよね。」




JN「でもね、好きって言わないよね、A」




「それは、、ジンさんも言わないよ」



JN「俺?言ってない?ウソ」



「ジンさん、好きって一度も言ってないよ。そういうの言いたくないのかなと思って、わたしも言えなくて」




JN「そうなのか、、、気づかなかった」




「でもわたしも言葉にして伝えなかったから、、、」




JN「俺は、好きだよ。A」



「フフ。わたしも、好き」





ああ、言葉にすれば、こんなにも安心できたんだ。

完→←迎え



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ごまきち(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます!コメント嬉しいです! (2022年10月3日 0時) (レス) id: e4156e75e4 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - あの、もう、やばいです…心が満たされました…!素晴らしい作品を描いてくださり、ありがとうございました!こんな素晴らしい作品に出会えて、とっても幸せです! (2022年10月2日 22時) (レス) @page30 id: c7a6ff7ec8 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ありがとうございます☺ハッピーエンド目指してますので少々お待ち下さいませ (2022年8月20日 6時) (レス) id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - ジンさん、今度こそ、幸せになって欲しいです。 (2022年8月19日 21時) (レス) @page20 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごまきち | 作成日時:2022年8月17日 7時

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