名前も知らないライターさん

ついに ページ50

ふくら『Aちゃんメイン出て？』

伊沢『A東大王推薦枠で出ねぇ？』

河村『この企画メンバーなんだけどさ、Aも入れていい？』

「...1人違うのいるけど、出ないし入らないよ」

伊沢『言ってる事同じだぞ』

「わかってしｗ」

前からだけどココ最近異常にこうやってメインへの打診がすごい

あと拓司からの東大王

山本に嵌められてメイン出されたし(12時間クイズと応援は別)

なにより決めては

自身のメイン動画より前に、はなおでんがんの動画に出てしまったから

ホントにその時の言い合いは酷かった

----

ふくら『なんでそっちで動画出てコッチ出ないの？』

「いや、これは不可抗力じゃん！！」

ふくら『そうかもしれないけど、ちゃんとあの時断ればいいのにさ』

「企画って言われたから出るしかなじゃん！企画内容は言ってくれなかったし！」

ふくら『だとしても、あの動画に出た以上メインでも少しずつ出てもらうからね」

「はぁ？それとこれとは別じゃん」

ふくら『別じゃないでしょ？』

----

と、まぁ河村さんに止められるまで言い合いしてましたわ

伊沢『まぁ会議室にでも行くか』

「...はぁ分かった」

拓司・ふくらさん・河村さん・私の4人で会議室に行きイスに座る

いつもの会議よりピリッとした雰囲気

私がそうさせてるんだけども

「んで？なんでそこまで私にこだわる？山上、乾、あと数ヶ月で入ってくるノブだっているメンバーはそれだけでいいんじゃない？私をメインに入れることによってなんのメリットがあるの」

伊沢『会社の方針、それに尽きる、Aを出すことによって幅が広くなる、そしてまた学びが増える』

それを言った後拓司が微笑んだ

伊沢『...まぁそれが建前だけどさ視聴者からも要望が多いし俺らも出てほしいって思ってるし』

ふくら『うん俺らも出てほしいよAちゃんとやりたい企画たくさんあるんだ』

河村『それにA言ってたじゃん「QuizKnockが大きく羽ばたけるよう精進します」って』

うーん、やられた

まさかそれを覚えてるとは





「...やっぱり3人には勝てないね、いいよメインでるよ」





2020.10.23 みなと

この小説の続きへ→←夜の来客

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す