＠110 ページ31
慧side
日勤の看護師から不整脈とリハの件を
聞き涼のカルテを見返す。
慧「……ん〜…」
「どうしたの山岡。何か悩み事？俺でいいなら聞くけど。弟くんのこと？」
慧「あ、先輩。そうなんです、インフルにかかってて不整脈と手足の硬直が若干進んでて。やっぱリハにコンサル頼んだ方がいいんですかね？あとメンタルも。」
「ちょっとカルテ見せて。……ん〜活動量普段から多くないしリハは入れといたほうが良いかも。手足は動いても筋力が落ちると歩くのも大変だし。メンタルはね〜まだ年齢も若いし家に帰って家族に会えれば大丈夫な気もするけど。とりあえずリハだけ頼んでみたら？」
慧「そうですね。リハだけ連絡してみます。」
「またなんかあれば言って。俺で良ければ相談乗るから。」
慧「ありがとうございます。」
先輩にお礼を言った後、リハに
連絡を入れる。
慧「あ、すみません。循環器内科の山岡なんですけど、1人リハを入れて貰いたいんですけどいいですか？はい、分かりました。明日からですね。PTとOTに分かれて。分かりました。カルテ後で送らせてもらいます。よろしくお願いします。」
病棟に戻り看護師へリハの開始を伝える。
慧「中村さんごめん。涼のリハ明日から始まることになったからお願いしてもいい？後で指示入れときます。リハの指示も入ると思う。」
「分かりました。先生、ホルター心電図は継続でいいですか？」
慧「継続でお願い。今のところどう？熱落ち着いてきた？」
「解熱剤使ってやっとって感じですね。坐薬って使えませんよね？」
慧「ちょっと時間決めて入れようかな。1日1回で21時に入れてもらっていい？」
「分かりました。坐薬の件は夜勤に伝えておきますね。」
慧「お願いします。本人かなり坐薬嫌がると思うけどごめんね。」
「分かりました。」
涼のいる観察室へと向かう
慧「涼〜どう？熱が引かなくてなかなか辛いな。今日の夜から坐薬入れてもらうからちょっと楽になると思う。」
「坐薬」ってワードを出した途端
眉間にしわを寄せてる(笑)
慧「少しでも夜眠れた方がいいでしょ？嫌だけど頑張って。あと、明日から手と足のリハビリの先生に来てもらうからね。お昼過ぎかな。ご飯なんか食べられた？ほかに欲しいものある？」
涼「……いちご。果物のいちごがいい。」
慧「わかった、明日買って持ってくるから。」
しばらくして部屋を出て自宅へと帰る
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莉 緒(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けると励みになります。紫苑様の作品も覗きに行かせていただきます！ (2018年3月18日 14時) (
レス) id: e4f5299470 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 最近更新を再開されたようで嬉しいです。私も拙いながら病系の小説を書いているのでとても勉強になります。これからも頑張ってください！ (2018年3月18日 3時) (レス) id: 4e7d8f7331 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
だいきんぐlove - 莉 緒さん» はい!そうさせていただきます!それと国試頑張って下さい!次の更新ずっと待ってますね(*>_<*)ﾉ (2017年1月12日 17時) (レス) id: d2c0a6433b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉緒 | 作成日時：2016年12月27日 23時
