君の、笑顔で。4

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矢崎side




ナースステーションへ戻ると
カンファレンスが始まる。



新しい患者さんの状態、入院中の患者の状態を
受け持ち看護師が伝えていく。



リ「涼くんはどう？まだ高熱続いてる？」



矢「はい。解熱剤を使うと2、3時間は持つんですけど切れると全然だめで。クーリングで対応はしてるんですけど、倦怠感と筋肉痛で身体動かすだけでも泣いちゃって。今日先生いるので座薬の使用も検討出来ないか確認してみます。硬直も結構進んでるのでリハの検討も合わせて。
あと、さっき若干不整脈が出てホルター心電図に変えてるのでモニター鳴ったら対応お願いしたいです。」







リ「涼くん熱だけでも下がれば楽なんだけどね。ご飯は今好きな物食べていいんだもんね。それだけでも救いがないと壊れちゃいそう本当に。メンタルもコンサル頼んだ方がいいのかな。」





「心筋炎とか合併しちゃうともっと入院伸びますもんね。」







矢「結構流涙が多いみたいでちょっと聞いてみます。」






リ「涼くんの為に出来る限りのことをやれるように頑張りましょう。今日も1日事故のないようによろしくお願いします。夜勤さんお疲れ様でした。」





「分かりました。」




カンファレンスを終え自宅へと帰り
涼くんのことが頭に残りながらも
眠りについた

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