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矢崎side
翌日
今日は OTとPTのリハビリが入ってるけど
矢「38.2℃か。解熱剤夜使ってるもんね。」
中「ちょっと坐薬至急で使えないか先生に聞いてみる。時間で入れるより38℃以上で入れてあげたほうがいいかもね。ちょっと待ってて。……あ、先生涼くんなんですけど熱が38.2℃で解熱剤夜勤で使ったみたいで坐薬使ってもいいですか?…はい、分かりました適宜で。ありがとうございます。」
矢「大丈夫だって?」
中「38℃超えたら入れちゃって大丈夫だって、指示後で入れとくって。坐薬持ってくるね。今日リハでしょ?昨日泣きながら頑張ってたのに今日やらないとまた同じ事繰り返しちゃうから。」
矢「ありがとう。涼くん?今から坐薬入れるからね。きついけど少し頑張ってね。」
涼「…っ…はぁっはぁっ…っ」
中「お待たせ。ちょっと周りのカーテン閉めるね。矢崎さん涼くんの方まわってもらっていい?私薬入れるね。涼くん今から坐薬入れるね、ちょっと気持ち悪いけど我慢してね。」
矢「分かった。涼くんちょっと我慢ね〜。」
坐薬を入れると分かった途端
凄い力で抵抗してくる
涼「…っ…やっ…やだっ……やめっ…はぁっはぁっ…いっ…」
パニックになってきて
中断して背中をさすったけど
涼「…ぎゃああああっ…っ…〜っ…はぁっ…はぁっ…やっ…」
本格的にパニックになって他の看護師も
入ってきて先生に鎮静剤を入れてもらうことに
先生も鎮静剤を入れるまで涼くんを
落ち着かせようと声を掛けてる
慧「涼、大丈夫大丈夫だから。ゆっくり息して。あんまり泣くと苦しくなるから、ね?………ちょっと落ち着いたかな。今のうち坐薬入れちゃおう。どうしたんだろ本当。看護師さん達ありがとう。しばらく俺付いてるから大丈夫。本当ごめんね。」
「こちらこそ涼くんに辛い思いをさせてしまってすみません。ちょっとまた後で様子見に来ます。」
看護師は部屋を出てカンファレンスをする
「涼くん坐薬は何回も入れてるけどあそこまでパニックになるのは初めてかも。熱がずっと下がんないし本人もどうしたらいいかわからないんだよねきっと。」
先生が部屋から出てくる
慧「やっと落ち着いた。本当朝からごめんね。助かりました。今日リハでしょ?OTの先生が臨床心理士の資格も持ってるらしくてちょっと相談してみるね。女の優しい先生だから大丈夫(笑)」
「分かりました、様子見ておきます。」
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莉 緒(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けると励みになります。紫苑様の作品も覗きに行かせていただきます! (2018年3月18日 14時) (レス) id: e4f5299470 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 最近更新を再開されたようで嬉しいです。私も拙いながら病系の小説を書いているのでとても勉強になります。これからも頑張ってください! (2018年3月18日 3時) (レス) id: 4e7d8f7331 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
だいきんぐlove - 莉 緒さん» はい!そうさせていただきます!それと国試頑張って下さい!次の更新ずっと待ってますね(*>_<*)ノ (2017年1月12日 17時) (レス) id: d2c0a6433b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉緒 | 作成日時:2016年12月27日 23時