窮鼠噛狸【続】4 (ページ16)

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安「んっあぁ…ただよしっ…！」

浮いた腰が逃げないように自分に引き付け、何度もそのしなやかな体を揺さぶる。

愛してると囁きながらこの1ヶ月分の愛を全部をぶつけるように。

恥ずかしくてか細かった声も、時間が経つごとにどんどんと大きく、求めるような声になっていく。

気を失ったら1度一緒に寝て、起きたらまた求めあって、

何回も何回も。

ヤスが限界なら今度は俺が求める番。

お互いに疲れ果てた頃には声はガラガラ、全身ベットベトやった。

気づけばもうすぐ日曜日の日差しが見えそうだ。

安「はぁ…はぁ………」

大「んっ……ヤス…」

安「も゛ぉ……あかん゛ってぇ゛…………」

大「わぁ、すごい声……」

安「たぁよしだって、すごい声やで」

小声で話せばあまり喉を使わなくていいなぁって話して、

布団の上で裸のまんまギュッて抱きついて眠る。

安「腰やばいわ」

大「じゃあ今日はカップラーメンやなぁ」

安「……まぁ、たまにはいっか」

大倉太りやすいからって前にヤスダーストップがかかってたけど、今日は特別らしい。

大「お腹空いた」

安「今冷蔵庫もカップ麺もなんもないで」

大「買いに行く？」

安「行けると思う？」

大「俺もかなり抱き潰されたけど」

安「抱き潰した自覚あるんや…」

甘くないピロトークを終えて、

俺は起き上がる。

痛いと音を上げる腰を無視して

大「もう1回♡」

と唇を首筋に寄せた。

まだ日曜日やん。ええやろ、章大。

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