第4話 ページ4
ふむ、鏡で姿を確認してみたところ、ふわふわとした茶色い髪、特徴的な瞼に青い目。
ちゃんと親二人の特徴が遺伝してる。前世の私の要素はひとつもないなコンチクショウ。
でも、この見た目どっかで見たことある気がするんだよな……なんだっけ…
もやもやする気持ちを抱えながら、私は親がいる部屋へと戻った。
あれからしばらく経って、もう自由に歩いたり、走ったりいろいろできるようになってきた。もはや、段階を考えながら単語でしゃべる必要もない。余裕で会話もできる。
だが、ここで問題が起こった。
どうやらこの世界は私の前世の世界とは違うらしい。
それに気付いたのは、昨日また、あの鏡の前に立った時だった。
・
中々いい感じに進んでいる。前世の記憶があるとか、今世イージーモードだな。
あ、鏡。前に確認した時は赤ん坊だったし、鏡で確認してもほとんどちゃんと見たことないし、今のうちに自分の姿を確認しておくか。
ほほぅ、我ながら可愛いと思う。ふんわりとした髪も眠たげな目もそのままだが、前世の私より遥かに可愛いと思う。……今世の私男だけど……
でも、ほんと見たことあるんだよなぁ…
ほら、この髪なんて凄い特徴的、眉とかも。まるでアニメの登場人物みたいな。
そういえば、こんな感じのキャラクターいた気がする…重要なキャラとかじゃなかったけど…
あの…イナイレのエイリアの時にいた気がする…私の推し、緑川リュウジことレーゼと同じジェミニストームのメンバー…
そう！ディアム！ディアムだ！
レーゼと一緒にユニバースブラスト打ったから僅かに記憶に残ってたけど、ほんと似てるよな〜
いや、なんか似すぎじゃない？この髪もこの目も全部似てない？？
待って、ディアムの本名ってなんだっけ…確か大きな夢って書いたような…
あ、そうだ！三浦大夢だ！！
なんだ今の私と同じ名前じゃん！
あ〜思い出してすっきりした〜〜ずっともやもやした違和感の正体はこれか〜
…同じ名前？この容姿で同じ名前？同姓同名通り越して見た目まで似てるってありえる？？
今朝、新聞の番組表見た時にサッカーの試合あるって書いたはず…
私はリビングにダッシュで戻って、テレビのリモコンのボタンを押した。
画面に映るのは、サッカーの試合。
もし、私の考えが当たってるならこの試合は、私の知っているサッカーじゃないはず…
ホイッスルが鳴り響く。試合開始だ。
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冷蔵庫(プロフ) - しらたまさん» 返信遅れてしまい申し訳ありません！ありがとうございます！！ディアム可愛いですよね…同士がいてくれてとても嬉しいです…！！更新ペースは相変わらず不定期ですが、ゆっくりと待っていただければ嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2019年7月21日 1時) (
レス) id: 1d9bf02d63 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - とっても面白いです！！ほんとディアム可愛いですよね…続き待ってます！！ (2019年6月14日 17時) (レス) id: 0fdc03aed0 (このIDを非表示/違反報告)
冷蔵庫(プロフ) - ほるてんさん» ありがとうございます！！ディアムの小説がない事がショックで作った作品なので、ディアムの事を褒めてもらえると本当に嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2019年5月12日 2時) (レス) id: 98a096cdb4 (このIDを非表示/違反報告)
ほるてん(プロフ) - ディアム可愛すぎてもう……いっぱいちゅき(語彙力)これからも頑張ってください！ (2019年5月5日 22時) (レス) id: 8ec7dea17d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷蔵庫 | 作成日時：2019年1月3日 1時
