3話 ページ3
《太宰side》
川沿いを歩きながら探偵社に向かった。
こんなに早い時間帯に家を出たのは
久しぶりかもしれない。
けど早く出たからって
探偵社に早く着くとは限らない。
岸に近づいて河原に腰掛けた。
朝の夢が気になってしょうがない。
太「ずっと見てなかったのに急に出てきて、
君は相当私を苦しめたいのかな?」
絶対にそんなことはないのに
そう思いたくなってしまうんだ。
彼女は優しかった。
だからこそ私の前から消えたんだ。
私を苦しめたい筈がない。
心のどこかがざわついた。
太「近くに君がいる気がしてしまうのは、
悪い予兆かな?……A。」
彼女がフッと笑った感じがした。
あの笑顔にはいつもつられて笑ってしまう。
太陽みたいだった。
暖かくて、眩しかった……
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Ririna世界より伊領(プロフ) - はじめまして!前作から読ませていただいております!すごく面白いです!更新楽しみに待ってます!。 (2017年4月17日 20時) (レス) id: c7e2de022e (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 林檎さん» 忘れてました!外しました! (2017年4月9日 21時) (レス) id: e1670f05a8 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - オリフラ外してくださいね!分からなかったら教えますよ! (2017年4月9日 20時) (レス) id: f37d8d6958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓 | 作成日時:2017年4月9日 19時