【忍たま】忍術学園の事務員補佐になってしまった,,,二

第六十七話 ページ19

彼の説明によると、保健委員会は主に学園関係者の治療をするが

薬に必要な薬草を採りに行ったり、それを干したり、調合したり

などなど結構あるらしい


伊作「.....今日は...風がある程度吹いてて、天気良いから

包帯に..使う布を...皆で洗って、干そうか...」


「「「「...はーい...」」」」


A『...』


彼は前世のおじいちゃんを思い出せるくらい衰えていた

顔は皆、青ざめているがこの人は群を抜いてヤバイ

とし○くんを彷彿とさせる

私は哀れみを抱いた、なんならちょっと引いた

何でそんなに憑けるの？ある種の才能だよ？？

というか包帯に使う布をって言ったとき、ちょっとためらったのは何故？？？


A『...大丈夫..ですか？』


伊作「！......あぁ、大丈b A『そんなはずない！皆さんもです！』！」ﾋﾞｸｯ


善法寺さんが皆に指示を出しているとき尋ねたが、返事の内容と後ろが合ってない

それでつい、心のなかで思ってたことを大きな声で言ってしまった

そしてすぐさまやってしまったことを後悔する


霊「ミエテルー！？ミエテルー！！」


アァァァァァァ！！！反応しちゃったぁぁぁ！！！

目の無い小さい子供がこっちを向いて嬉しそうにしている

彼の後ろからもう一人似たような子が出て同じ反応をする

あ、双子ぉ！？仲良いね！それでそのままどっか行ってくんない！？

もうやだ、気持ち悪すぎて鳥肌止まんない！！


伊作「実を言うと...そう、なんだ」


君の言うとおりだと善法寺さんは話し始めた

他の子達は作業の手を一旦止めて近くに座る

鳥肌がたちすぎて鳥になりそうな(？)私を置いて

もともと皆は不運体質なのだが、最近それが酷くなっているらしい

いやそれ、あなたのとなりではしゃいでる奴等のせいだと思いますけど！？


A『そ、そうだったんですね』ｶﾞｸｶﾞｸ


なるべく近くに座らないでほしかった泣

というか不運体質、ってもとがヤバかったんだ


伊作「だから皆、疲れてて...」


善法寺さんは全員を見渡して、こちらを向き

力なく笑った

その笑顔にはっと胸がつかれる

....これは、助けなくちゃ


A『......じゃあ

外、出ましょう』


「？？？？？」


私の急な意味のわからない発言で全員がこちらを向き❓な顔をする

あーわかるわかる、とりあえず聞いてて？


A『それを解決する方法、知ってるので』


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数馬「...ここら辺、ですか？」


A『はい！』

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