130.伊野尾。 ページ39
伊野尾side
これは、少し前の話。
ジャニーさんと話がついて、シェアハウスの為の引越しも済んだ頃。
知「涼介、具合悪い？」
ソファでグッタリと横たわる山田に知念が声をかけた。
涼「悪くないよ」
知「大丈夫？」
涼「大丈夫だって」
大丈夫、と言いつつ一向に起き上がる気配は無いし。
何なら朝飯は後で食べると言って手を付けなかった。
明らか体調不良なのに、無理する山田。
みんなも心配そうに山田を見ている。
薮「山田、ご飯食べな？」
涼「んー…今はいいよ」
薮「食欲ない？」
涼「あるんだけどさぁ、何かさ…んー、何なんだろ」
薮「苺あるけど食べれそう？」
涼「苺なら…まあ」
苺に反応した山田はノロノロと起き上がり、
テーブルに置かれた苺に手を付ける。
食欲はあるのか…良かった。
…と、思ったら。
大「や、山田…？」
大ちゃんが山田の顔を見て驚いている。
俺も後ろから覗き込むと、山田の頬には涙が伝っていて。
知「どうしたの？何か嫌な事でもあった？」
涼「え？えー、何でだろ。苺おいしいのに。
何か、何かさ…」
知「大丈夫？」
涼「んー…俺にも分かんない。
今日ちょっとおかしいよね俺。何でだろう？
何か、ずっと……悲しい気持ちになる」
“悲しい”
そう聞いてピンと来た。
伊「光ー、体温計ある？」
光「そう言うと思って持ってきたよ」
伊「さすが！やっぱ気づいたか」
大「え？何？山田具合悪い感じ？」
伊「“悲しい“って、4歳の山田もそう言った日に熱出てたろ？
だから今日の山田は熱あるってわけ。
……ほら、38度だ」
知「え！？やっぱ具合悪いんじゃん！自分で気づかないの！？」
ボーッとしている山田の体温を測ると案の定、熱があって。
すぐにソファに寝させる。
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やまたかLOVE - 次回作も楽しみにしています(*ﾟ▽ﾟ*) (2019年12月27日 15時) (
レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - 完結おめでとうございます！とても素晴らしいお話でした！本当に面白かったです！ (2019年12月27日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - メリークリスマスです！素敵な日をお過ごし下さい(*^▽^*) (2019年12月25日 16時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - 頑張ってください(*^▽^*)応援してます！ (2019年12月24日 21時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - やまたかLOVEさん» 1いに引き続きコメントありがとうございます（ ; ; ）完結出来る様に頑張ります！(*^_^*) (2019年12月22日 8時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2019年12月17日 3時
