Dear.絶対エース【1】

24.♯ ページ24

知念side






ひかから涼介を預かったのはいいんだけど…。






涼「うわぁぁぁあんっ、グスッ、うぇえん、」

知「泣かないでー涼介ー」





子供のあやしかたなんて分かんないから、僕が泣きそうです。







薮「よしよーし涼介〜、泣く事ないんだぞー」





隣で宏太が涼介の頭を撫でたりしてるけど、
あまり効果はないみたい。




裕「やま！山見て！テレビ！
スーパースター伊野ちゃんいるよ！」



ゆーてぃがテレビを付けると丁度めざましがやっていて。

僕の腕の中にいる涼介はチラリとテレビを見た。






涼「…いのっ、ちゃっ…」



裕「おぉっ！反応した！」





まだグズグズしているけどテレビに映る伊野ちゃんを見て涙が止まった。


ゆーてぃの気を逸らす作戦が上手くいったみたい。





伊『今日の伊野尾ピクチャーは、こちらです！』






テレビにデカデカと映ったのは、
伊野ちゃんが涼介を抱っこしてカメラ目線にドヤ顔している昨日の姿。






伊『実は昨日、メンバーの八乙女の家にお泊りしたのですが。
僕が抱いているのは八乙女の甥っ子くんなんです！』

『伊野尾さんデレデレじゃないですか』

伊『いやあ〜もう、可愛くてですね。
僕も子供欲しいなーなんて思ったり』

『今現在お相手はいるんですか？』

伊「悲しいこと聞かないで下さいよ(泣)
今日もめざまし終わったら八乙女の家に行くので、
甥っ子くんと沢山遊びたいと思います！

以上伊野尾ピクチャーでした〜』




伊野ちゃんのコーナーは終わりすぐ次のVTRに映ってしまった。

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