23.初めての。 ページ23
「…ぇ…、ぅぇえんっ」
光「…んっ…?」
部屋の中がうっすら明るくなっている時間帯。
真っ先にケータイで時間を確認すると6時。
まだ寝れるなー、なんて思ったけど隣から泣き声が。
涼「うぇぇええんっ…グスッ、」
光「涼介?どうしたー?」
涼介を抱き起こしベッドの上で抱っこする。
俺の肩に胸に顔を埋めてもなお泣き続ける涼介。
とりあえず体を摩ったり、揺らしたり、声をかけたりするけど収まらない。
光「どっか痛い?お腹すいた?」
涼「ふぇっ…んっ、…ったいの!」
光「ん?もう一回言って?」
涼「ぅぇっ、うわぁぁんっ」
んー…ダメだなこりゃ。
涼介を抱えたまま立ち上がり、部屋の中をグルグル回りながらあやす。
少しだけ泣きが収まったからリビングに移動する事に。
薮「……涼介、泣いてた…?」
光「急にね。ゴメン、起こして」
薮「全然」
知「僕ら昨日早く寝たからね」
裕「睡眠時間は充分なのに起きない人は3人いるけど」
高木、大ちゃん、圭人。
この3人の寝起きは悪いからなぁ。
知「ひか、ソファ座りなよ」
光「いや、涼介預かって?俺朝飯作るから」
知「ご飯作れる人がひかしかいないと大変だよね、ごめんね」
まあ作れる組はあと山田だけだもんな。
涼介を知念に渡し、俺はキッチンへ。
知念に渡した瞬間から泣き声が強くなったけど、暫くすると何も聞こえなくなった。
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バレー☆JUMP - すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。 (2019年12月1日 18時) (レス) id: be5a18060c (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年11月30日 19時) (レス) id: 804987f918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイノア・リカ | 作成日時:2019年11月29日 8時