検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:19,200 hit

2 ページ2

がやがやと煩い繁華街の中にある居酒屋に入れば馴染みのオレンジ髪を見つけた。

「あー、Aだー」

「いつも突然過ぎ、うざい」

「なんで?!てっちゃん泣いちゃう」

「もーうるさい」

完全に出来上がってるらしいこの男にため息を吐きながらも水を飲ませる私は最早こいつの親なのかと錯覚しそうになる。

「てつやの保護者がやっと来たね」

おい、ざわ聞こえてんぞ。

「A、てつやの事よろしくー」

りょうも。他人事もいい所だ。

「お前ら仮にも自分らのリーダーなんやから自分らでどうにかしりん」

「無理。俺ら次も行くし、こいつがAAうるさいんだもん」

じゃあよろしく、なんて言葉だけ残して去っていく5人に舌打ちをしてもこの状況は変わる訳もなく。

こいつをどう持って帰ろうかとむにゃむにゃと意味のわからん事を言い続けるてつやを見つめ私はまたため息を吐いた。

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
95人がお気に入り
設定タグ:東海オンエア , てつや   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:heaven | 作成日時:2020年4月10日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。