４小節目 ページ7
更に近付いてみると声の主は金髪でニコニコした子で、いわゆる糸目をしていた。
そして糸目さん含めて人影は５…６…７つあった。それは良い。人数がわかっただけだ。
だけど問題は…そのうちの６つの影は地べたに倒れていたこと。
『え！？ちょっ、大丈夫！？』
「！？」
急いで倒れてる一人に駆けつけて安否を確認する。顔は真っ青でうめき声をあげていた。これ大丈夫じゃないな！？
『医務室…いや救急車呼ぶ！？えーっと…えーっと……ねぇ！糸目さん！！』
「糸目って…僕？」
『そう！！！救急車の番号教えて！！！！』
「あ、うん！」
糸目さんに救急車の番号を教えてもらってス魔ホで呼び出す。
『もしもし！？人が６人倒れてるんです！！場所は悪魔学校バビルスで…はい！容態は……』
電話に出てくれた人に言われるがままに倒れている６人に簡単な処置を取って救急車が来るのを待った。
『…それで糸目さんたちは何を？』
「えっとね、ギャンブルしてた」
ギャンブル…あ、賭け事か。
……え、倒れるまで賭け事してたってこと？
『な、なんでこんな朝早くから…？』
「あー…昨日の入学式終わった後から夢中でずーっとやってたからいつの間にかね〜」
『…？？？』
そりゃあ賭け事じゃなくても皆倒れるよ…
『…糸目さん、これからは過度な賭け事はしないようにお願いします…』
「…？なんで？」
糸目さんは眉毛をハの字にして首を傾げる。ふざけてるわけではなく純粋に疑問に思っているようだった。
『このままだといつか誰か生死に関わる事態になりかねないし…』
「そうかなぁ〜…」
『そうだよ！！！！というか倒れてる時点でかなり良くないんだからね！！？』
「う〜ん…じゃこれから気を付けるよ」
絶対これからもやるタイプの返事なんですが。
……今年中に死者が出ないことを願うしかない…
「うわぁ！？君たちそれはどういう状況なの！！？」
「いや〜ちょっとギャンブルを…」
「ギャンブルしただけでこうなるわけないでしょ！！」
たまたま通りかかったらしい先生に糸目さんはそう言われる。うん、ド正論です。
「６人一斉に医務室に連れてくのは難しいなぁ…他の先生も呼ぶか…」
『あ、救急車は呼んだので大丈夫だと思います』
「本当？それはありがとう……だけど倒れてる生徒を見つけたら先に先生を呼ぶように！！」
『すみません…』
その後救急車が来て、６人は無事搬送。主犯の糸目さんは先生に連れていかれた。
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朱莉(プロフ) - ジアさん» おぉ！！やりましたかジアさん！！あれ美味しいですよね〜！こちらこそ癒やしになれたのなら幸いです！！沢山読んでくださりありがとうございます！！！ (2022年11月20日 17時) (
レス) id: 4569dbbd6e (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 何周目か分かりませんが毎回楽しませていただいております！そしてポテト＋ソフトクリームに先日感動しましたことをご報告致します笑。小説とデザートセットで癒しを下さってありがとうございました！また読みにきます！ (2022年11月20日 15時) (レス) id: d7f57840b3 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ジアさん» ジアさん！！こちらこそいつもコメントありがとうございます！！ポテトにソフトクリームはマジで美味しいです。やる場合は温度差と食べ過ぎでお腹壊さぬようお気を付けください笑 (2022年10月9日 23時) (レス) id: 4569dbbd6e (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！ポテトにソフトクリーム私もやってみようとおもいました笑 (2022年10月9日 23時) (レス) @page49 id: d7f57840b3 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 朱莉さん» 返信ありがとうございます！パスワード件、了解しました‼︎ (2022年10月3日 15時) (レス) @page34 id: 5882a1f8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱莉 | 作成日時：2022年9月19日 14時
