２０小節目 ページ27
『しょけーぎょくほー』
「うん知らなそうだな」
学校生活にもかなり慣れてきたこの頃。昼休みにジャジーさんと駄弁っているとそんな話題が出てきた。
『ランク昇級試験ってのはわかるけど何それ』
「陣地が２つあって相手の陣地の奴にボール当てて最終的に全滅させたら勝ち」
『なるほど』
そんな遊びがあるんだ、知らなかった。
処刑玉砲…楽しそ〜！！そもそも体動かすのが新鮮だし、昇級したいし頑張りたいな
「ムルムス居るか」
『カルエゴ先生！居ますよ〜』
「職員室に来い。話すことがある」
『は〜い！ジャジーさんごめん行ってくる』
「いってら〜」
職員室なんて初めて入るし、カルエゴ先生からの呼び出しも今まで無かった。何言われるんだろ
……あれ、これってもしかしてついに怒られるやつか！？？確かに怒られなさすぎてビックリしてたけど！！…職員室、ってそういうことだよね…
「おいキサマ何処へ行く！？職員室はこっちだぞ！！」
『ひゃっ、ひゃい！！』
怒られるのは怖いがちゃんと付いて行かないと…
結局あの後も三回道を間違えかけたが何とか職員室にたどり着くことが出来た。なんでこんなに方向音痴なのか自分が一番知りたい。
「早速本題だが…今朝ムルムスの両親から連絡があった」
『！！』
お父様とお母様から！！？帰ってくる日が決まったとか！？ちょっと先にある
『あっ、あの…！両親は何の要件で…！？』
「＿＿……次回の位階昇級試験である処刑玉砲に参加しないでほしい。…とのことだ」
『………え？』
…なに、それ…
「処刑玉砲は怪我しやすい競技だからヴァイオリンの演奏に支障をきたす。だから今回の昇級は諦めて見学をしてほしい…とな」
『…それ…本気で言ってます…？』
「私がキサマの両親を使って冗談など言うわけが無かろう」
『…』
そっか、お父様もお母様も私のランク知らないのか…だから諦めろなんて……
「…バビルスは生徒の欲を大切にする場だ。よってお前の意思を尊重したい。……ムルムス、お前は一体どうしたい」
『…私、は…』
妥当と言えどランクは上げたい。そうしないと肩を並べるなんて出来やしないから。…うん、私は処刑玉砲に参加し…
―また、お話したい―
……
『…カルエゴ先生、本当にその言葉は私の…ムルムス・Aの両親からの伝言なんですよね』
「…あぁ。」
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朱莉(プロフ) - ジアさん» おぉ！！やりましたかジアさん！！あれ美味しいですよね〜！こちらこそ癒やしになれたのなら幸いです！！沢山読んでくださりありがとうございます！！！ (2022年11月20日 17時) (
レス) id: 4569dbbd6e (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 何周目か分かりませんが毎回楽しませていただいております！そしてポテト＋ソフトクリームに先日感動しましたことをご報告致します笑。小説とデザートセットで癒しを下さってありがとうございました！また読みにきます！ (2022年11月20日 15時) (レス) id: d7f57840b3 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ジアさん» ジアさん！！こちらこそいつもコメントありがとうございます！！ポテトにソフトクリームはマジで美味しいです。やる場合は温度差と食べ過ぎでお腹壊さぬようお気を付けください笑 (2022年10月9日 23時) (レス) id: 4569dbbd6e (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！ポテトにソフトクリーム私もやってみようとおもいました笑 (2022年10月9日 23時) (レス) @page49 id: d7f57840b3 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 朱莉さん» 返信ありがとうございます！パスワード件、了解しました‼︎ (2022年10月3日 15時) (レス) @page34 id: 5882a1f8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱莉 | 作成日時：2022年9月19日 14時
