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『でも、みんなのんびりしてたので一番真っ直ぐ向かってくれそうな首席さんが良いかな〜と思いまして！！』
「…」
それで私に追いついたのか…イルマ様ならともかく見ず知らずの女生徒が…
「…アスモデウス・アリスだ。名は？」
『ムルムス・Aです！』
「そうかムルムス…よく母が聴きに行っている」
『そうなんですね！今度会えたら両親に伝えておきます！』
今年はムルムス家の令嬢も入学していたのか。これはイルマ様の学園…いや魔界統治の近道になるに違いない！！
「ムルムス、イルマ様に頬を手当てしてもらったことを感謝することだ！！」
『感謝ならもう沢山してますよ！…他人の私にあそこまでしてくれるなんて本当に良い人ですよね』
「わかっているじゃないか！！オトモダチは譲れないが、お前もイルマ様の配下になるか！？」
『オトモ…？』
む、そういえば私がサブノックにオトモダチについて説明した時にムルムスは居なかったな…仕方ない、一から説明してやろう
「オトモダチとは血の契約…そのお方と時を共に過ごし苦楽を分かち合い、いざとなれば命を賭してお守りするのだ」
『おぉ〜…！！』
「そしてイルマ様のオトモダチ１号がこの私なのだ！！！」
「違うもん！！私が１号！！」
「キサマまだ言うか！？１号は絶対に譲らんと…」
……ウァラク！！？
「コラッ！何故背中に乗っている！！」
「えーっとね、スタートの時に………乗ってた！！」
「説明に飽きるな！！」
ムルムスに頼んでウァラクを引っ剥がすのを手伝ってもらったが何故か離れない。本当になんなのだお前は！！こうなったら…
『！アリスさん！！あれ…！』
「ん？」
唐突にムルムスが指差した方向には金キリの谷の方へ向かう人影が見えた。あの金髪は…
『アリスさん！あっちが正規ルートなんですか！？』
「いやこちらが正しい」
『じゃあ、あの人呼び戻した方が…！』
「やめておけ。下手したら追いかけたお前が死ぬ」
『…！』
…サブノック、まさか本当に行くとは
「それとムルムス、名前で呼ぶくらいなら私の事は“アズ”と呼べ」
『アズ…さん？』
「そうだ。…あまり名前で呼ばれるのは好きではなくてな」
『…わかった！その代わりこれから敬語使わない！』
「何故そうなる」
…まぁイルマ様のことをわかっている者なら許してやってもいいか。ウァラクのような奴でもないしな。
「アズアズ〜」
「なんだ」
「絡まった」
「貴様ァ！！！」
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朱莉(プロフ) - ジアさん» おぉ！！やりましたかジアさん！！あれ美味しいですよね〜！こちらこそ癒やしになれたのなら幸いです！！沢山読んでくださりありがとうございます！！！ (2022年11月20日 17時) (
レス) id: 4569dbbd6e (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 何周目か分かりませんが毎回楽しませていただいております！そしてポテト＋ソフトクリームに先日感動しましたことをご報告致します笑。小説とデザートセットで癒しを下さってありがとうございました！また読みにきます！ (2022年11月20日 15時) (レス) id: d7f57840b3 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ジアさん» ジアさん！！こちらこそいつもコメントありがとうございます！！ポテトにソフトクリームはマジで美味しいです。やる場合は温度差と食べ過ぎでお腹壊さぬようお気を付けください笑 (2022年10月9日 23時) (レス) id: 4569dbbd6e (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！ポテトにソフトクリーム私もやってみようとおもいました笑 (2022年10月9日 23時) (レス) @page49 id: d7f57840b3 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 朱莉さん» 返信ありがとうございます！パスワード件、了解しました‼︎ (2022年10月3日 15時) (レス) @page34 id: 5882a1f8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱莉 | 作成日時：2022年9月19日 14時
